<夫、廃人になる>やつれた夫に「離婚しよう」切り出すと…?みんながホッとした瞬間【第7話まんが】
前回からの続き。私(40代、ミチコ)には夫(40代、トシユキ)と長女(1人暮らしの大学生、アオイ)、次女(高2、カエデ)がいます。先日夫がルリさん(40代)と不倫していたことを知りました。ルリさんの娘は私の次女の同級生です。ルリさん夫婦は離婚し、うちは再構築することになりました。私は夫に対して怒りも悲しみも感じませんが、一緒に住んでいる次女は夫を完全に拒否しています。次女がこの状況を変えたがっていることに気付いた私は離婚を決意しました。
私は夫に話す前に、娘たちに離婚の意思を伝えたかったので、娘たちと3人の時間をつくりました。
娘たちと話した日の夜、私は夫に「離婚しよう」と言いました。夫は意外にもアッサリ承諾しました。やつれた夫には少し安堵の表情が見られました。
「夫の人生は夫のものだから」という私の考えは、夫を尊重しているようで突き放していたのでしょう。長い間流されるように生きてきて、私は考えることを放棄していたのかもしれません。
自分の思いを伝えず、相手に判断を委ねることで無意識に現状から逃げていたのだと思います。
私の意思を尊重してくれた長女、現状を変えたくて行動を起こした次女。それから、私を叱責し「母親として娘を守る」ことを思い出させてくれた母に感謝しなければいけないと思いました。
これからの私は、娘たちと話す機会を増やすようにし、次女に戻った笑顔が二度となくならないようにケアしていきたいと思います。
離婚の結論を出すまでにずいぶん時間がかかりましたが、それは私にとって必要な時間でした。
仕事を辞め、夫を支えて子育てに追われるなかで、自分のことを考える余裕がなく、いつの間にか物事を考える気力を失っていたように感じます。今回のようなキッカケがなければ、この先も流されるだけの人生だったかもしれません。
離婚をしても、娘たちの両親として、娘たちを大切に思う気持ちは変わらないです。
お互いに思いやることで、家族としての絆が深まるのだと強く感じました。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・んぎまむ 編集・石井弥沙