＜夫、廃人になる＞実母の喝～ッ！「娘の気持ちを考えなさい」守れるのは私しかいない【第6話まんが】
前回からの続き。私（40代、ミチコ）には夫（40代、トシユキ）と長女（1人暮らしの大学生、アオイ）、次女（高2、カエデ）がいます。先日夫がルリさん（40代）と不倫していたことを知りました。ルリさんの娘は私の次女の同級生。ルリさん夫婦は離婚し、うちは再構築することになりました。私は夫に対して怒りも悲しみも感じませんが、一緒に住んでいる次女は夫を完全に拒否しています。次女がこの状況を変えたがっていることに気付いた私は、離婚を考えるようになりました。
「どうなの？ お父さんとは」私を心配した長女が電話してきてくれました。
数日後、実母がうちを訪ねてきました。隣町に住む母は時々遊びに来て私の話し相手になってくれます。夫との離婚を考え始めていた私は、夫の不倫と次女の反応、私と義母の会話についてすべて話しました。すると……
私の話を聞いた母はため息をつきます。
「カエデが助けを求めているんでしょう？ 母親として思うことはないの？」と母に言われ、娘たちのことを守れるのは私しかいないんだと思い直しました。
友達の母と不倫をした父親と一緒にいても次女は辛いだけだろうし、私にとってもいいことはない。次女が苦しみ続けているのに何も行動しないのは、さすがに母親として自分を許せない。だとすると私がすべきこととは？ 母と話しながらだんだん整理ができました。
私は長年築き上げてきた環境を変えるのが億劫だったのかもしれません。時間が流れるままに身を任せ、自分がどうしたいのか、娘たちがどう思っているのかを深く考えようとしていなかったのだと思います。
夫が憔悴しても何とも思わなかった私ですが、母親として娘を守りたい。離婚後のことはひとつひとつ対応していけばいいのです。
私は夫に離婚する意思を伝えることにしました。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・んぎまむ 編集・石井弥沙