<メイク命にムカッ!>話するのもバカバカしい「勉強しなさい」⇒「進学やめたら?」【第4話まんが】
前回からの続き。私はミサト。娘のサチは高校3年生、メイクやファッションに夢中でヒマさえあれば加工しまくった自撮り写真をSNSに投稿。生活態度もだらしなく、いつも私が後片付けに追われています。私は口を開けば叱りつけてしまうし、娘はろくに話を聞こうとすらせず……。高校の三者面談も近いのに、親子の話し合いなんてとても難しい状況です。イラ立ちが止まらない私は、夜ごと過剰に食べ続けてしまって止められなくなっていました。
来週は三者面談です。志望校すら話し合えていないのに、行っても無駄なようにも感じてきました。その日も仕事から帰ると、娘がスマホで自撮りしていました。私がこんなに悩んでいるのに、面談のことなんてどうでも良さそうです。
娘のあまりに浅はかな言葉を聞いて、なぜかフッと力が抜けました。娘はSNSで他人に「かわいい」と言われることが最優先みたいです。もう私の手に負えません。なんだか私ばっかり悩んでいるのがバカバカしくなってきました。
何よりも優先されるべきことは、他人から「かわいい」と褒められることだと主張する娘。だから自分の生活態度なんて二の次で、家のなかを荒らしても私に後始末をさせても何とも思わないのでしょう。あぁ、この子には何を言っても無駄だな……。そう感じた瞬間、私の口から自然と「大学へは行かずに、働いて好きにしたら」という言葉が出てきたのでした。
今までは口を開くたび「片付けなさい」「勉強しなさい」と怒鳴っていたのだから、娘も面食らったことでしょう。いつもの私とはどこか違う様子に、その日は珍しく何も言い返してきませんでした。
【第5話】へ続く。(明日配信予定)
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子