<義母と夫がクスリを…>突然訪ねてきた姉「助けて!」今度は私が守るよ【第4話まんが:妹の気持ち】
前回からの続き。私はミカ。両親は早くに相次いで亡くなり、姉のナナコと支え合いながらここまですごしてきました。姉は私の親代わりとなり、金銭面も精神面もたくさん助けてくれました。4歳しか違わない私を、まるでわが子のようにかわいがってくれた姉に感謝してもしきれません。「いつか姉がピンチに陥ったら私が守らなくては」といつも考えていました。そんな姉も結婚をして、やっと自分の幸せを掴めたと思っていたのですが……。
「本当に私にできることはないの?」とは聞けませんでした。聞いたら姉を責めているように聞こえるかもしれないと思ったのです。
だけどもし、姉からSOSがきたら、そのときは今までの恩返しをしよう……そんなことを考えながらすごしていると、ある日突然、私の家に姉がやってきました。久しぶりに見た姉の顔は、涙でぐちゃぐちゃでした。
事情を聴くと、どうやら義母とユウセイさんに薬を隠されたそうなのです。私ははらわたが煮えくり返るほどの怒りを感じ、姉には然るべき機関に相談すべきだとアドバイスしました。そしてその日のうちに姉は、家に誰もいなくなる時間帯を狙って荷物を取りに行きました。ひとまず無事に私の家に帰ってきましたが……案の定、夜になってユウセイさんから姉に電話がかかってきました。
両親亡き後、愛情いっぱいに私に接してくれていた姉。「いつか恩返しができれば」と思いながらこれまで生きてきました。
姉の結婚生活があまり幸せではないのかもしれないと察したときには、「自分にできることがあれば」といつかのために心の準備をしておきました。
そんな姉が泣きながら「2人に薬を隠された」と私に助けを求めてきてくれた今こそ、恩返しをすべきときでしょう。できる限りのサポートをしていこうと思っています。
【第5話】へ続く。(明日配信予定)
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・海田あと