働くママ大注目の木曜ドラマ『営業部長 吉良奈津子』初回感想まとめ
3年ぶりの連続ドラマ主演となる松嶋奈々子さんが演じるのは、産後復帰した働く女性。
広告代理店の売れっ子クリエイティブディレクターだった主人公が、出産と育児休暇を経て、3年ぶりに職場復帰するところから、このドラマはスタートします。
ドラマがスタートし、広告代理店の上司二人が会話をするシーンの「良いな。女は3年も仕事を休めて」というセリフに、思わず唇を噛みました。
このセリフに対して『悔しい』と感じた視聴者も多かったのではないでしょうか。
子育てをしているママたちにとって、“仕事と育児の両立”は、常に頭のど真ん中にあるテーマであり課題。
しかし、この課題をクリアするのは容易なことではありません。それでも日々、“仕事と育児”をできる限り両立させて奮闘するママたちにとって、このドラマの中には想像以上に胸に突き刺さるセリフが出てきます。
しかし、これが「育児休暇明けの働くママ」と共に働く人たちの本音なのかもしれません。
それぞれの立場からの視点で描かれるこのドラマは、単純に「働くママに見て欲しいドラマ」ではないことがわかります。
初回ドラマの感想まとめ!
「育休復帰予定だから勉強しよ」
「パパがお迎え行けるの羨ましい。うちの旦那は帰り遅いからなぁ。
私も育休中だからちょっと気になるドラマだ。」
「育休明けはお飾り程度で仕事したいな(笑)こんなに頑張れないよー。」
「ホント母親が働くのって大変。職場でもひどい扱い、専業の人からは保育園に入れてることを言われ。」
「働く女の現実ってこんな感じなの?責任もやりがいもないパートにしとこかな…」
「今は専業だけど、復帰の時に会社で同じようなことがあったから共感出来る部分がたくさんあるよ。
見る層が狭いから視聴率は良くないかもしれないけど、最後まで期待を裏切らないでいいドラマにして欲しい!」
育児休暇前の吉良奈津子は、誰からも憧れられるかっこいい女性だったと思います。しかし、第1話で描かれた過去のクライアントに対しての心のない対応により、復帰後の最初の仕事で躓きます。
この躓きを、乗り越えようとするパワーや姿勢は、まさに「母になった強さ」なのではないかと感じました。
「妊娠・出産を経て、母になり、育児をしていく中で、今まで気づかなかった自分に出会えた。」
そんな経験をしているママは少なくないはず。
このドラマで描かれる働くママ 吉良奈津子も、出産、育児という経験から得た多くのことを復帰後の職場で活かしていくことに期待したいと思います。
また、このドラマのもう一つの魅力は脇を固める俳優陣。
原田泰造さんが演じる、吉良奈津子の夫、小山浩太郎は、妻を支えるイクメン。
妻の会社復帰により変わって行く家族関係も、働くママたちにとっては興味深い内容となりそうですね。
そして、松田龍平さん演じる、奈津子の同僚、高木啓介も大注目。
とにかく素敵な松田さん演じる高木に、毎週癒されたい!…と、個人的に思っています。
そして、吉良奈津子の息子壮太くんのかわいさに、ママたちはメロメロになりそう!
木曜ドラマ 『営業部長 吉良奈津子』第2話も楽しみですね!