ドラマ『営業部長 吉良奈津子』〜第5話「モヤスカ」まとめ〜
仕事ではこれまで以上に大きな案件が舞い込んできたり、家庭では苦手な姑との同居が提案されたり。さらなるハードさにドタバタとなった木曜ドラマ『営業部長 吉良奈津子』第5話です。観ていて「スカッ」としたところ、「モヤッ」としたところ、みなさんから寄せられた感想を第6話の放映前におさらいしておきましょう。
子どもを姑に頼むのは、懸け！？〜第5話あるあるポイント〜
自分の親になら気軽に頼める子どもの世話も、相手がダンナの親であれば話はまったく別…。日頃お姑さんとのつきあい方に悩んでいるママが多いのか（？）、共感できたネタで一番多く挙がったのが姑とのシーンでした。
『姑が奈津子に電話をしてくるシーン。姑は嫌味を言うつもりではないのかもしれないが、義母としての自分の考えを押しつけてくるのが「あるある」。嫁の仕事の大変さはなかなか理解してもらえないもの。』
『姑に子どものお迎えを頼んで、嫌味を言われるところ。ありがち！』
『義母が子どものお迎えに行くのに、事前にわざわざ電話してくるシーン。奈津子がちゃんと夕食の手配もしてあるのに、「私が作るから！」って主張してくるところ。アピールの一つひとつがあるある。』
『子どもを寝かしつけていて、自分が寝落ちしそうになるシーン。これは実際によくあった！』
会社も家庭もモヤモヤシーン連発〜第５話モヤッとポイント〜
どうやら奈津子を陥れようとしているらしい会社。さらにプライベートでは、ダンナの浩太郎が誘惑される寸前…。と、心休まるところのない奈津子。モヤモヤもストレスも溜まりまくりです（涙）。
『せっかく夫がベビーシッターを拒否したのに、奈津子自らベビーシッターに電話してしまったシーン。あまりにタイミングが悪いんじゃない？』
『ベビーシッターが泣き落としにかかったところ。涙を武器にする女は嫌い。』
『姑から電話で「何時に帰ってくるの？」としつこく確認されるシーン。いろいろ言われて「うるさいなぁ」という気持ちになると思う。』
『上司に呼び出されて一礼したら「頭の下げ方がうまくなったじゃないか」と言われたところ。それってパワハラじゃないの？！』
嫌味を言い続ける姑に、きっぱり！〜第5話スカッとポイント〜
「また、モヤモヤ？」という状況を、強いひと言でスカッと解決したシーンの多かった第５話。ただ、その「スカッ」がさらなる「モヤモヤ」に発展していくという、せつないオマケ（？）つきなのですが。
『保育園のお迎えを頼んでいた姑に、「私が仕事を早く切り上げていくので、いいです」と言った場面。きっと無理だろうなと思いながら観ていたが、グチグチうるさい姑に対してはスカッとした。』
『姑にくどくど言われたあと、奈津子が言った「お母さま、おっしゃるとおりです。私、仕事を切り上げてやっぱりお迎えに行きます」のセリフ。「言ってやった！」感がすごく伝わってきた。』
『原田泰造（夫・浩太郎役）がベビーシッターに「もう、お会いするのはやめましょう」と言ったところ。泣き落としに引っかからなくてよかった！と、ホッとした。』
『高木さんが無事見つかり、先方に会社のプランを無事伝えることができたとき。がんばってきたことが通り、契約ももらえたのでスカッとしました！』
「これがダメなのか」と、参考になることも〜第5話感想〜
仕事と家庭の両立、姑との関係など、なかなかうまくいかない奈津子。でもドラマとして第三者的立場から観ていると「こうするとダメなんだな」と、リアルに参考になることも！
『姑と嫁の関係に関しては、お互いもう少し歩み寄れる部分もあるのになぁと思います。こうしてお互いを毛嫌いしていると、どんどん対立していってしまうものなんだと思いました。』
『この回だけ観ていると、子ども＝邪魔とまで感じてしまう。子持ちがきちんとした地位の仕事をやり通すのは、やっぱりきびしいのかな？と強く感じました。もし実の両親が子どもを見てくれるのなら、状況は違うだろうと思う。義理の両親にはやっぱり頼りにくいし、それだとベビーシッターに頼らざるを得ないわけで…。実の両親が健在で、ヘルプしてもらって仕事しているママをうらやましく思います。』
『仕事がひとつうまくいくと、なぜか今度は家庭で問題が起こる。仕事も家庭も順調、というのはやっぱり難しいのかなぁとモヤモヤしながら観ていました。ダンナのお母さんがもう少し育児を手伝ってくれればいいのに。次回も気になります。』
『最後のシーンのスキャンダルの話は、奈津子を陥れるためだよね？ 「やっぱり！」という感じ。来週はどうやって切り抜けるのか、楽しみ。』
小さな「スカッと」はちょこちょこあるものの、結果的にはどれもみんな大きな「モヤッと」につながってしまった第5話。第4話で微増した「スカッと」ですが、モヤッと度70%・スカッと度30%といったところでしょうか？
奈津子を陥れるための陰謀が動き出した、第5話ラストシーン。どうやらさらにモヤモヤが増しそうですが、その後に特大の「スカッと」が控えているかも？！
次週もみなさんの鋭い「モヤスカ」を大募集しています。ちっちゃなつぶやきでも大歓迎ですので、ぜひぜひご参加ください。
文・編集部