<お泊まりアリ?ナシ?>今後の付き合い方に悩む「僕は男子だし」男女の友情、正解は?【後編まんが】
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前回からの続き。息子のジンは中学生です。保育園のころから仲良くしているミユちゃんの家で、同じく仲良しのニイナちゃんと私の息子のジンでお泊まり会をしました。最初に聞いたときは、男の子なのでと遠慮しましたが、気心がしれたママ友がこころよく招待してくれたのです。そしてお泊まり会でジンは、パジャマを忘れてミユちゃんに借りたところを記念撮影。ミユちゃんがその写真をSNSに投稿したことで、3人はクラスの男子たちにからかわれてしまいました。
「お泊まり会は楽しくて、夏も行きたかったけれど……。わかったよ……」ジンの言葉や表情に、胸が苦しくなりました。3人はずっと仲良しで過ごしてきたのです。思春期になり周りに合わせて性別を意識しなければならないのは仕方のないことですが、寂しくもあるでしょう。
私はミユママに電話をしました。ジンだけの責任ではないとはいえ、イヤな気持ちにさせてしまったことは申し訳ないと思いました。
「思春期の女の子にイヤな思いさせてごめんね。ジンにも言ったけれど、夏のお泊まりはやめようと思って……」
世のなかには、異性というだけで恋愛対象として考える人もいるし、下心があって異性を見る人もいます。
私たちは子どもが幼いころから、家族ぐるみの付き合いがあります。
だからこそ、いまの関係があると思っています。
夏のお泊まり会も行かせてあげようと思いましたが、そろそろ付き合い方を考える時期がやってきたのでしょう。
男女が仲良しでいるためには、それ相応の配慮と気遣いが必要なのだと気づきました。
イヤな思いをしないためにはどう接していけばいいのか、これからも子どもたちと考えていきたいです。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・魚師 編集・塚田萌