<2人目、絶対ムリ!>稚拙な言動を反省「妻は許してくれるだろうか…」【第4話まんが:夫の気持ち】
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前回からの続き。オレはコウタ。カホとのケンカのことで母さんに突然怒鳴られた。「母さんのことを持ち上げていたのになんで怒られたんだろう」と不思議に思っていたけれど、説教をされてようやく自分のしでかしたことを理解した。オレは自分の希望を無理矢理押し通すため、カホに精神的・肉体的ダメージを負うことを一方的に強制していたんだ……こう考えるとオレって本当に最低なやつじゃないか。今からでもカホに謝ったら許してもらえるだろうか。とにかく誠心誠意謝りたい。
家に入るなり、母さんはカホに謝った。「うちのバカ息子がごめんね」「よそ様のお嬢さんになんてひどいことを……」と謝る母さんに、カホはオロオロしている。母さんは目に涙を浮かべていた。それを見てオレはすごくショックを受けてしまった。うつむいていたら、奥の部屋から声がした。コノミだ。
コノミに会えた母さんは、嬉しそうにニコニコしている。「カホちゃんに取り返しのつかないことが起きたら、コノミちゃんがつらい思いをするだろう」と話す母さんの言葉に、ハッとした。コノミの可愛い笑顔が見られなくなるなんて考えられないし、オレはこれから先もカホと一緒にいたいんだ。
カホから「2人目は考えられない」と言われたときには本当に腹が立った。「話が違う」とも思った。
しかしよくよく考えてみれば、妊娠や出産はそんな簡単なことではなかった……。文字通り命がけで子どもを授かってくれたカホに、オレはなんてひどいことを言ったんだろう。
コノミのためなんて言いながら、自分のことしか考えていなかった。母さんに怒鳴られても文句は言えない。
これからは自分の希望ばかりを押し通そうとせず、相手の状況を考えなければいけないな、と思わされる出来事だった。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・海田あと