<親の老後は?>他人事すぎる!すべて私に丸投げするの?「援助はムリ」弟の返事に絶句【前編まんが】
私(サワコ)は43歳。夫のマサキと中高生の子どもたちと暮らしています。私は福祉関係の仕事を通して、親の老後や介護に悩む家族をたくさん見てきました。実家はうちから車で10分の距離にあり、父(73歳)と母(71歳)が2人で暮らしています。弟のユウジは遠方で暮らしていて、すぐ来られる距離ではありません。最近は両親の身体が弱ってきたことを実感しはじめ、「今後のことを話し合わなければ」と思うようになりました。
私は実家で話を切り出しましたが、両親は私の真剣な態度をちゃかすように顔を見合わせて笑っています。いざとなると家族の意見が合わず、悩んだり揉めたりするものです。だからこそ私は、今のうちに話したいと思っているのですが……。
大切な両親のことだから、きっと私と同じくらい真剣に思って一緒に考えてくれるはず……。私は弟に電話して、自分の考えを伝えることにしました。弟は進学を機に上京して、今は奥さんと幼い子どもたちと暮らしています。
親の介護が必要になってから、その負担をめぐって家族間のトラブルが起きる……。そんなケースを私は仕事でたくさん見聞きしてきました。そのたび私は、どうして親がまだしっかりしているうちに決めなかったんだろう? と感じていたのです。
私は弟と違って近くに住んでいる分、両親にはたくさん助けてもらいました。だからもちろん両親のことは私が中心となって面倒をみていくつもりです。けれど弟が、こんなにもキッパリと協力を断ってくるなんて思いもしませんでした。
弟が労力を提供できないのは理解していますが、それならせめてお金を分担しようとは思わないのでしょうか? あまりの冷たさに絶句してしまいました。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子