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<親の老後は?>高い家が買えるなら援助してくれればいいのに…自分勝手な弟にイライラ【中編まんが】

前回からの続き。私(サワコ)は43歳。父(73歳)と母(71歳)が暮らす実家はうちから10分ほどで、日頃からよく手伝いに行っています。弟のユウジは遠方で暮らしていて、すぐ来られる距離ではありません。両親の老後は私が中心となって面倒をみることになるので、弟には金銭的援助を約束してもらえたらと思いました。しかし電話で話を持ちかけるとキッパリ断られてしまったのです。あまりの冷たさに私は絶句。そんなある日、母から驚くような話を聞きました。
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私からしてみれば「月数万の援助も断ったくせに、そんな豪華な家を建てるなんて!」という思いです。あらためて電話して遺産相続の話まで持ち出してみましたが、弟はまったく乗り気でない様子。私は思わずイラっとしました。
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弟には「順番がおかしい」と怒られてしまいました。ただ両親の老後に備えたかっただけなのに……私は何か間違えてしまったのでしょうか? その後ユウジが両親に連絡したようで、父からも行動をとがめられてしまいました。
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私が謝罪のメッセージを送ると、弟の方からも「こっちも言いすぎた」と反省する言葉が返ってきました。弟が両親の老後のことをまったく考えていないかというと、決してそうではないのです。今回はただ私が勝手に突っ走ってしまっただけ。順番が違うという弟の指摘はそのとおりだったと思います。
私は「今のうちに自分が話をまとめておかなくては」という思いが強すぎて、いつのまにか両親の意思や弟の気持ちを置き去りにしてしまったのかもしれません。まだ起こってもいないことを想像して、前のめりになって細かく計画を立ててもあまり意味がなさそうです。これからは決して押し付けではないかたちで、家族で穏やかに話し合いができたらと思っています。

【後編】へ続く。

原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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