<理不尽な遺産争い>義父と義妹に絶縁宣言【後編まんが】#義実家と疎遠になった理由【エピソード2】
前回からの続き。義実家との関係に悩んだことはありますか? 義両親と良い関係を築ける人もいれば、うまくいかない人もいますよね。今回は「疎遠になった義実家」にまつわるお話です。
私(ミサコ、40代)は夫(ヒロキ、40代)と2人の子どもとの4人暮らし。先日隣町に住む義母が突然亡くなりました。夫は義父(マサタカ、70代)と義妹(ヒトエ、30代後半)から何かと言いがかりをつけられ、遺産を相続放棄するよう責められています。
私はヘンに関わりたくなかったし、夫のアドバイス通り放置していたのですが、ある日、ピンポーンとチャイムが連続してなり、ガチャガチャとドアを開けようとする音が。
私は急いでドアを開け、チェーンの間から、「お義父さん、近所迷惑です! 相続の件は今日にでも返事しますから。とりあえずお引き取りください!」と言って何とか帰ってもらいました。
うちにまでやってきて、すごい形相で遺産放棄を迫る義父に狂気を感じます。しばらく不安と恐怖で体が動きませんでした。私は夫が帰宅するなり義父について報告しました。
夫は義父と義妹に相続放棄を考えているという連絡を入れました。義父も義妹も満足げだったそうです。同時に、義父の介護や今後にいっさい関わらないことを提言しました。
当然、夫には遺産を相続する権利がありました。ですが、私たち夫婦は、これ以上この人たちと関わりを持ちたくない気持ちの方が強かったのです。とにかく遺産がほしい義父と義妹は、私たちの「今後は関わらない」という条件を飲みました。やっと平穏な日々が戻ってきて、お金より大切なものがあると実感しています。
義母がいなくなってあっという間に空中分解した義家族をみると、これまでは義母の存在で何とかつながっていただけなのだと思いました。たとえ家族であっても、お互いへの配慮がないと、家族としての結びつきは継続できないものなのかもしれません。私はこれからも夫と協力して、私たち家族の仲を守っていこうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・イチエ 編集・横内みか