<義姉はドケチ?>えッ…!?ベビーグッズお下がり「あげられる」んじゃなかったの?【第2話まんが】
前回からの続き。私(マイ)は、夫のトオルと2人暮らしです。現在妊娠していて、お腹の赤ちゃんは女の子だそうです。あと少しでわが子を抱けると思うと楽しみで仕方ありません。夫の兄タツヤさんには、奥さんのミサトさんと2歳の女の子アンちゃんがいます。優しいミサトさんは私の憧れ。私はミサトさんの本当の妹になったような気がしていたのでした。やがて出産も間近になった頃、私は夫の用事で義実家へ行きました。義母が私に話しかけます。
私はミサトさんが使いやすいと言っていたベビーカーや、同じメーカーの同じ抱っこ紐が欲しかったのです。でもそういえば……。ミサトさんはベビーグッズやお洋服を「お下がりであげられるように大切に使っている」と言っていました。
使わないベビーグッズをお下がりとしてわが家が引き取れば、きっとミサトさんたちの助けにもなるでしょう。トオルがその場で義兄に連絡をすると前向きな返事があり、私たちは思わず盛り上がってしまいました。それなのに……。
私は最初からお下がりを狙っていたわけでは決してないのです。心のどこかで「もらえたらいいな」くらいには思っていましたが、トオルと相談しながら自分たちで出産準備はしていました。
ただミサトさんが「お下がり用に取っておいている」と言っていたし、義母もトオルも「だったらお下がりをもらえば」と言いました。使わないものを持っていても邪魔になるだろうから、こちらで引き取ってあげればミサトさんの助けになるだろうと思ったのです。
それなのにミサトさんがセレクトしてくれたわが家へのお下がりは、ベビーベッド1台と、わずかなベビー服だけでした。それは私が欲しいものではなかったのです……!
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子