<熟年リコンしたら…>ちょっとのグチならいいよね?娘に甘えすぎた結果【第4話まんが:母の気持ち】
前回からの続き。私は60代のヒロコ。長年勤めた会社をやめ、退職金で新生活の準備を整えて夫(カズトシ、60代)と別居しました。その後、ようやく離婚が成立します。夫とはずいぶん前から不仲だったし、何より同居していた義母(アキエ、80代)とこれからの人生を一緒にしたくありませんでした。義母には散々いじめられたのです。1人娘のサユリ(40代)は結婚して遠方に住み、娘の夫と息子たち(高校生と中学生)と4人で暮らしています。
夫は義母とタッグを組んで、私を責めてきます。表面的には愛情や配慮を装いながらも、私を傷つけてきました。これがごくたまにならかまいません。でもほぼ毎日、1日に何回もこのような内容を言ってくるのです。(でも娘にとっては父だし祖母……)そう思って、夫と義母への不満は自分のなかに留めてきました。だけど夫や義母と別居したら私のなかの何かがはじけました。
娘ももう母親だし立派な大人。私のおかれていた過去や今の状況を客観的に捉えられるはずです。そう思っていたけど、最近あからさまに、「ごめん、もう出なきゃ」などと避けられてしまいます。
結局、予定していた娘宅への訪問もなくなり、心なしか娘との間に距離ができてしまいました。
その後、娘とは不仲ではありませんが、あきらかに距離ができました。
でもこれでよかったのかもしれません。私も60代にしてようやく子離れできたように思い、寂しい気持ちと同時に清々しい気持ちもあります。娘と会えるのは、1年に多くて2回くらいだと思います。自分の年齢を考えると、もう数えるほどしか会えないかもしれません。
娘には娘の人生があるし、私は私の人生を楽しめばいいのです。これを機に、新しい関係を築いていければと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・塚田萌