<義母に虐待!?>頑固な義母、実子だからこそ難しい問題が?私たち夫婦ができること【第5話まんが】
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前回からの続き。私(マキ、40代)は夫(カズトシ、50代)と高校生と大学生の子どもとの4人暮らしです。義実家はうちから車で30分の場所にあり、義母(ヒロミ、70代後半)と夫の姉(義姉、リョウコ、50代)夫婦が同居しています。先日私が義実家を訪ねると、義母の顔に大きなアザができていました。お風呂で転んだそうです。義姉が義母のケガを放置していると知った夫が怒って同居を申し出ると、義姉に「何もわかっていない」「一緒に暮らしてみれば?」と挑発するように言われてしまいます。もしかしたら、私たちが知らない事情があるのかもしれません……。
母も今回と似たような経験があるようで……それはとても大変だったと言っていました。とにかく同居って言葉じゃ表せないくらいの苦労がある、たとえ実子だとしても……というのが母の助言でした。そのへんの事情も汲んであげる必要があるとのことでした。自分に置き換えて考えてみれば、母の言い分も納得できます。
たしかに何十年も同居していたら、実の親子でもいろいろあるでしょう。義姉を一方的に非難するのは違う気がしてきました。とにかくみんなで一度、話し合う必要がありそうです。
みんな集まっての話し合いの場で……夫と義姉が言い合っていると、「いいのいいの、私はこのままで。とにかく私はここを動きません」と、言い張るのです。
義母は面倒になったのか、そう言って目をつむってしまいました。
そんな自分の母親の姿をみた夫も「こんな人だったっけ?」といったように少し戸惑った様子です。
結局、義姉だけでなく、義母の意向もあってうちとの同居話はなくなったのでした。
義母は少しずつですが、普段の生活で人の手を必要とする場面が増えてきました。
義姉の負担を軽くするため、通院は夫、私は義姉が自分の時間を作れるように訪問回数を増やして家事を手伝うなど、具体的なサポート内容と役割を決めて動いています。
義母は当面、施設にはお世話になりたくないそうなので、私たち夫婦はしばらくこの体制が続く覚悟でいます。
夫は病院へ連れていくだけでも負荷を感じているようで、義姉へのむやみな口出しが減りました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・crono 編集・石井弥沙