<子持ちの大学生ってヘン?>首突っ込みすぎ?価値観の押し付けはNG【第2話まんが:同僚の気持ち】
前回からの続き。私(モモコ)は、夫と2人の子どもたち(中1と小5の男の子)との4人家族です。同僚のユウコさんとは気の合う間柄。お互い子育て中で、子どもの教育費について話すこともあったのですが……。なんとユウコさんの旦那さんが、大学に入学したというのです! いったい旦那さんは何を考えているのでしょう。自分の「やりたい」を叶えるために、ユウコさんに苦労をかけてもいいと思っているのでしょうか。必死に残業を頑張るユウコさんと、きっと能天気にキャンパスライフを楽しんでいるであろう旦那さん。私は腹が立って仕方ありませんでした。
ユウコさんは昔は専業主婦をしていたそうなのですが、今度はユウコさんをフルタイムで働かせて、自分は大学に進学なんて……まるでユウコさんの人生をバカにしています。ユウコさんの言い方は納得せざるを得ないって感じに見えたし、本当は嫌だけど、言えないのかもしれません。
いやいや、考えすぎではありません! しかし……。
「ハッキリ言って、よその家庭に首を突っ込みすぎ。ユウコさんから相談があったわけでもなさそうだし。ちゃんと納得されているんだから、これ以上まわりがどうこう言うモノじゃないよ」
と夫は言います。
最初はユウコさんの旦那さんにイライラしました。
どうして妻に負担をかけておきながら、自分はのうのうと大学に通っているんだろう……と。
残業を増やしたユウコさんは大変そうで、私は心配で仕方ないのです。
けれど夫の言葉を聞いて、少しだけ腑に落ちたところがありました。
ユウコさんと旦那さんが過ごしてきた日々を、私は知りません。
なのに、その一部だけを切り取って感情的に怒るのは見当違いなのかも……。
きっとユウコさんもそれを望んでいないでしょう。
明日、ユウコさんに会ったら謝りたいと思います。
原案・編集部 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙