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<実質マイナス>わが子へのお小遣いをエサに、義実家まで呼びつけられて嫌。手土産代もかかるのに

448_義父母(父母)_よし田
ひとつは小さな負担でも、回数を重ねるととてつもなく大きな負担になることはあります。塵も積もれば……というやつです。最初から大きな負担を請われたら拒否できても、小さな負担なら「まぁいいか」と請け負ってしまう。繰り返すうちに慣れが来て、大きな負担になって初めて「引き受けなきゃよかった」と気づくのです。

なぜ呼ぶ?手土産とガソリン代、時間も手間もかかるんだけど

ママスタコミュニティにあったのは「気を遣わせる義母」というタイトルの投稿。義母さんに気を遣う投稿者さんは、現状を疑問に思い始めたといいます。

『わが家と義実家は、車で30分の距離。義母から子どもに「お小遣いをあげるから、取りにおいで」と連絡が来る。私が連れて行くのだけど、手ぶらも申し訳ないのでちょっとした手土産を持っていく(1,000〜1,500円程度)。もらうお小遣いは1,000円から、多くて3,000円。金額にケチをつけるわけじゃないけど、わざわざ取りに越させるのはどうして?』

義実家の地域はお店が少ないため、ほぼ毎日投稿者さん宅近くのスーパーに来ている義母さん。投稿者さんは「お小遣いをくれるなら、家に寄ればいいのに」と考えてしまうとか。時間とガソリン代、さらに手土産代をかけ義実家に行ったところで、お小遣いをもらうのはお子さんです。「ケチな考え方で恥ずかしいけど、私には何の得もない」と投稿者さんは思ってしまうようです。
いえいえ、たまにならまだしも、頻繁(ひんぱん)であれば負担を感じるのはよくわかります。

『手土産なんて、よい嫁ぶるからじゃない?』

手土産を当てにされているのでは?という、コメントも届きました。持っていくのは投稿者さんが働く店で売っている、お菓子などが多いそう。よい嫁ぶるつもりはなく、「大人として普通のことかと思っていました。ママ友の家にお邪魔するときも、持っていきますよね?」とのこと。ママ友宅を訪れる場合はもてなしてもらう側になるので、感謝の意味で持参する人は多いでしょう。義母さんがもてなしてくれるのかはわかりませんが、現状はお小遣いの対価になっている感があります。投稿者さんからすれば同額を直接お子さんにあげたほうが、手間も時間もかからずよほどスムーズです。

『そのほうが義母さんのメリットがあるのでしょう。自己満足、承認欲求、支配欲。結局自分のためにやっているのかも』

投稿者さんの家にたまに立ち寄ってくれることはあるそうですが、なぜかその際のお小遣いはナシ。呼びつけるのは、何かしらの意味がありそうです。「嫁や孫に”来させたい”のだろうね。ご近所に『嫁や孫がわざわざ遊びに来て』と言いたいだけ」などの予想もありました。

そこまで気遣う理由は?毎回の手土産は必要ない

孫をかわいがって、お小遣いをくれる。たまに投稿者さんの家に立ち寄ることもある。そしておそらく、たまになら投稿者さんも義実家に行くのはやぶさかでない。このあたりから考えると、現状の嫁姑関係は悪くなさそうです。しかし投稿者さんは「気を遣わせられる」と悩んでいる。それなら答えは簡単です。気を遣わなければいいのです。

『手土産はいらないのでは? 少なくとも毎回はいらないし、もっと安い物でいい』

手間も時間もガソリン代もかかる、義実家への訪問。「手土産はいらない」という声が目立ちました。「勝手に気を遣っている嫁では?」といった皮肉もありました。「やめたことで呼ばれる回数が減れば、ラッキー。減らなければ、孫がかわいいおばあちゃん」と、真意を図るために手土産をやめることをすすめる声もありました。

『義母は投稿者さん宅に行くのを遠慮して、呼んでいるのでは? ただ孫に会いたいだけで』

義母さんが逆に気を遣っているのかもしれないし、投稿者さんに気を遣わせていることに気づいていない可能性もあります。

『断る勇気を持とうよ。「この嫁はなんでも受け入れる」と思われても、よいことはない』

投稿者さんが呼ばれることに負担を感じているのを、遠回しにでもわかってもらう必要がありそうです。

このままでは子どもにも悪影響。他人に人生の手綱を握らせないで

お子さんへの悪影響を心配するコメントもありました。

『おばあちゃんを金ヅルだと思うようになると、困るよね。お年玉やお祝い以外は断ったら?』

「お小遣い前提で義実家に行くのは、考えもの」「小遣いじゃなく、一緒のお出かけの誘いのほうがいい」といった声も。お子さんの年齢はわかりませんが、お小遣いをくれないならおばあちゃんに会う意味がないと考えるようになっては困ります。

『「ありがとうございます。週末に行きます」と言って、ダンナに行かせる』

週末にダンナさんとお子さんで取りに行かせることをすすめる声も、少なくありません。手土産が数百円のお茶菓子でも、息子が持っていくなら不満もないでしょう。

『子どもが小遣い欲しさにゴネても、「ママは疲れてるから、無理」と言えばいい。投稿者さんは全方向に気を遣いすぎ』

投稿者さん親子がわざわざ手土産持参なので、義母さんは「喜んで来ている」とさえ考えているかもしれません。実際お子さんは行きたがるそうなので、自分さえ我慢すればすべて丸く収まるように感じているのでは? しかし、毎回そこまでする必要があるでしょうか。

『私なら「行けるタイミングがあれば行くけど、ないならまた行けるときに」と言うかな』

こうした断り方なら、角が立ちにくそうです。突然の呼び出しもあるそうですが、少なくともそんな場合は「忙しいので、次の機会に」でいいのでは?
「年金暮らしの人にとって、3,000円は大金」という声もありました。子どもにとっても大金です。お小遣いを頻繁にあげるのは、子どものためによくないことと義母さんに伝えましょう。たまにであればありがたくいただくこと、その際はダンナさんに安めの手土産持参で行ってもらう。そのうえで「お買い物のついでにでも、うちに寄ってください」と自宅に誘えば、義母さんも避けられているわけではないと納得してくれるのではないでしょうか。
投稿者さんの人生は、義母さんではなく自分のもの。手綱を握らせてはいけません。「気遣いは心に余裕があるときだけで十分」と、まずは自分の都合を優先してください。

文・鈴木麻子 編集・みやび イラスト・よし田

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
気を遣わせる義母