いつか来るペットの死……ペットと暮らす全ての人に読んでほしい「虹の橋」
動物と暮らしていると、やがていつかやって来る大切なペットの死。私達人間より確実に早く歳をとってしまいます。そのことはわかっていて覚悟はしていたつもりでも…その日を迎えてしまうと辛く苦しいもの。動物と暮らしている人にとっては、「ペット」という言葉さえなんか違和感を感じるくらい、「家族」なのですから当然ですよね。
悲しみはなかなか癒えません…。立ち直るまで何年もかかってしまうことだってあります。
ペットロスに……なかなか癒えない深い悲しみ
『事故で亡くしました。1ヶ月は家に引きこもり、泣いてばかり。半年ぐらいは、ちょっとしたことで泣けてきて、ボロボロでした。今でも思い出しただけで涙が出ます。ペットロスは人によって立ち直る時間は違うかな……』
『今月、溺愛している実家のチワワが天に帰りました。12歳と10ヶ月。途中、私自身が結婚で家を出ることになり、離れて暮らしていましたが年に数回帰っては溺愛し、癒されていました。最期、せめて看取りたいと思ったのですが1時間差で間に合わず……。後悔の日々です。実家の近くに住めば良かった……結婚しなければ良かった……とまで思ってしまいます。
食欲がなく、まだまだ涙が勝手に出てきます。愛しいあの子がいないなんて……、もう散歩に行くことも、ふわふわのあの子を抱っこすることも、ご飯食べてる時に隣に座ってトントンと叩いておねだりしてくることもないなんて……辛すぎます。まだまだ私も、母も、兄も落ち着かない日が続きそうです……』
『4年経ちますが、まだ同じ犬種を見かけると胸がぎゅっと締め付けられる思いがします。半年くらいまで落ち込みがひどく食事も最低限とる状態でした』
前へ進むために…「虹の橋」の詩
もしもペットロスになったら……「虹の橋」という詩を読んでみてください。「虹の橋」は原作者不明のままインターネットで様々な言語に訳されて広まった詩です。
『天国のちょっと手前に
虹の橋と呼ばれる場所があります。
この世界で誰かと特に親しかった動物は死を迎えると、虹の橋に行くのです。
そこには親しかった彼らのために用意された草地や丘があり、
動物たちは一緒に走ったり遊んだりできるのです。豊富な食べ物に水、お日様の光があり、
動物たちは暖かく心地よく過ごします。病にかかったり年老いた動物たちは皆、健康になって元気になります。
傷ついたり不自由な体になった動物たちも、また元通りになって力強くなります。
まるで、過ぎ去った日々の夢のように。
動物たちは幸せで充実していますが、一つだけ小さな不満があります。
みんな、とても特別な誰かと、残してきた誰かと会えなくて寂しいのです。
彼らは一緒に走ったり遊んだりしています。しかし、
ある日、一匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきらと輝き、
身体はしきりに震え出します。突然、彼は群れから離れ、緑の草を速く、速く飛び越えて行きます。
彼はあなたを見つけたのです。
そして、ついにあなたとあなたの特別な友だちが出会うと、再会の喜びにあなたは抱き合います。
そして二度と離れることはありません。幸福のキスがあなたの顔に降り注ぎます。
あなたは両手で再び最愛の友の頭をなで回します。
そして、あなたは信頼にあふれる友の眼をもう一度覗き込みます。
その瞳は、長い間あなたの人生から失われていたものですが、心から決して消え去りはしなかったものです。それから、あなたは虹の橋を一緒に渡って行くのです。
(作者不明)』
※虹の橋 (https://pet-rainbow-bridge.info/)より引用
「虹の橋」を読んで
ママスタのママさんの中でもペットロスになり、この詩にたどり着いて前向きになるキッカケをもらった方達がいらっしゃいました。
『虹の橋、読みました。ここで待っていてくれるかな。痛かったとこ、しんどかったとこ、全部元気になって待っててくれるかな。犬が苦手なチワワだったから心配だよ。あまり泣いてたら雨降り地区から出られなくなっちゃうな……』
『自分が亡くなったら本当に会えたらいいよね。私が死んだら絶対会えると思ってる。』
『今、辛いけど、これ見て、この子の為に前向こうって思った。まだまだ泣く日が多くて、ダメダメだけどね』
いかがでしょうか? 信じるも信じないも自分次第ではあります。しかし筆者は、大切な家族を失ってふさぎこんでいるとき、少しだけ希望をもらえた気がします。
今、実際にペットロスでどうしようもなく落ち込んでる方。この原作者不明の詩が少しでも希望をもたらして、ちょっとずつでも前向きになれますよう、心から願っています。
- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- ペットロス経験者の方