自宅の中心で「ご飯作りたくない」と叫んでみた結果
スケジュールパンパンでくたくたに疲れていた週末の夜、
台所に立つ力も湧かず、外食するにも出かける事自体を億劫に感じてしまうほどくたびれていました。
ダメダメ主婦かもと思いながらソファーの上で叫んでみました。しかも何度も。
「ご飯つくりたくないよー!」
誰か代わりに料理してくれたらなと無駄な願望を抱きつつ、母の叫びを聞いた家族からこんな反応が返ってきました。
家族の性格丸出しの反応に泣き笑い
第1子の反応
「今日はカップラーメンでもいいよ」
しっかり者の長子らしい答え。親にお金も手間もかからない方法を提案してくれました。気遣いが隠れている一言に感動でした。そんな発案させてごめんねと心の中で謝罪。
第3子の反応
「出前、出前!ピザは?お寿司は?出前だイェーイ」
お調子者の末っ子はこうきたか。出前にテンションを上げて候補店のメニュー表をいろいろ出してきました。しかも高額なお店を。
母への思いやりの一言はないのかい! と突っ込みたくなりました。美味しいものが食べられたら何でもいいのね(涙)
そして第2子
「お母さんの作るご飯美味しいから、お母さんの手作りが食べたいよ」
思わず吹き出してしまいました。
これは本心? 母をおだてて喜ばせて動かす気かい?
手のひらで転がされてる感を若干感じながら、「えっそう?」と笑みが止まりませんでした。
こう言われちゃ悪い気はしませんよね……。
結局この一言に乗せられて(騙されて?)台所にいそいそと立った筆者でしたが、助けなきゃと思った子供たちが「手伝いたい!」と駆け寄ってきてみんなで作ることになりました。メニューは焼きそばオンリーですが。
さて夫はどういう反応をしたかというと、
黙って冷蔵庫をガザゴゾ……。
とりあえず食べられる物がないか物色したようです。現実的というか何というか。
……ここで料理しだしたら惚れ直すんですがね。
家族の反応は様々でしたが、家事や子育てを完璧にやらなきゃと頑張りすぎず、ママの思いを叫んでみたり、弱音を吐くのもいいのかなと思いました。あまり頻繁だと家族もただの愚痴と聞き流しそうなので、たまにやるのがおすすめ(?)です。怖いような楽しみなような、予想外の反応が返ってくるかもしれませんね。
さて、みなさんはどんな事を叫びたいですか?
文・編集部 イラスト・水戸さゆこ