<帰省やめたい!>なぜ義実家ばかり?「今年は実家で過ごしたい!」夫に提案すると…?【中編まんが】
前回からの続き。私(ミカ、43歳)は夫(トオル、46歳)と中2と小6の息子と4人暮らし。私たちは結婚して以来ずっと、盆暮れ正月は欠かさず義実家へ帰っています。夫も義母(サエコ、60代)も親戚一同で賑やかにするのが好きな人たちです。10年以上の付き合いとはいえ、私は未だに義家族で気をつかうし、長期休みは賑やかに過ごすよりも落ち着いた休日にしたいと思っています。子どもの成長とともに義実家訪問の必要性を感じなくなった私は、そろそろ義実家訪問をやめたいです。
私は義実家から帰宅すると体調が悪くなることが多いため、最近は義実家訪問の翌日に半休をとるようにしています。
夏に義実家へ行ったばかりですが、すぐさま年末の足音が聞こえてきました。今年の年末年始こそ、どうにかして義実家訪問を避けられないかと考えを巡らせます。しかし、これといったいい案が浮かびません。
私が結婚してすぐ、闘病中だった実母が亡くなりました。唯一のきょうだいである妹は、学生時代から海外住まいでなかなか会えません。実家には父が1人で住んでいます。父の兄弟が実家近くに住んでいるので、父はひとりぼっちというわけではありません。とはいえ、さみしい思いをしているはず……。
ほぼ毎年、私たち家族は1月の週末に私の実家へ行って年始の挨拶をします。お正月休みが終わった次の週末に訪ねるのがほとんどです。
うちの実家は父1人だし、義実家のような賑やかさはありません。ですが、父なりに私たちをもてなそうと、毎回なじみの仕出し屋でオードブルやお寿司を予約してくれています。それを父と私たち家族とで囲み、食べて話してその日のうちに帰るのが恒例です。めったに会えない父だけど、息子たちは、穏やかな父を慕ってくれています。
夫の驚きは予想していました。夫がすぐに「なんで?」と問い返したのは、私が夫と同じように「年末は(夫の)実家に行くのが当然と考えている」と思っていたからでしょう。
義母に似た夫を見ていると、夫だけではなく、義両親も正月は義実家へ行くものという暗黙の了解がある気がして、悲観的な気持ちになりました。
ただ、今回の私の提案を機に夫が新たな考え方をもつようになってほしいと思います。あわよくば、年末年始は毎年うちの実家に帰れたらいいなと思っています。
【後編】へ続く。(明日配信予定。ログインで1話先をお読みいただけます)
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・チル 編集・横内みか