<犬のせいで離婚!?>冷静になって考えてみる⇒違和感だらけの状況に「おかしい!」【第2話まんが】
前回からの続き。私はシオリ。夫のコウダイと9か月になる息子のアオト、そして愛犬のマロンと一緒に暮らしています。私がキッチンでお昼の準備をしていたときに、どうやらマロンがアオトをソファから引きずり落として足を噛んでしまったようです。コウダイは「俺が病院に連れて行く」と半ば無理やりアオトを連れて行ってしまいました。しかし、今までマロンがアオトを噛んだことなんて一度もありません。何か理由があったのか、傷がどれくらいのものだったのかなど、事情はまったくわかりませんが、今はアオトの無事を祈るのみです。
元々口はいい方ではありませんが、いつもここまで強い言葉は使わないコウダイ。そのコウダイがここまで怒っているなんて……私は泣きたい気持ちになりました。アオトの心配、マロンがこんなことをするなんて、という戸惑い。さまざまな感情が私のなかで渦巻きます。
考えれば考えるほど辻褄が合わなくなってきました。私はソファに腰をおろすと、さらに考え続けました。そしてあることに気づいてしまったのです。「あ、保険証……」そうです。病院での受診に欠かせない健康保険証。コウダイは持って行ったのでしょうか。
「マロンがアオトに危害を加えた」と言われ、私はパニックに陥ってしまいました。しかも、病院に向かったはずのコウダイに連絡をしても、納得できる返事をもらうこともできず……。
1人で落ち込みながらあれこれ考えていると、なんだか違和感が。ソファから引きずり落とされたうえに足を噛まれたはずのアオトは、泣くどころか出て行く直前までキョトンとした顔のまま。
それにコウダイに近づこうとしないマロンが2人に近づく、もしくは寝ていたアオトを引きずり落そうとした時点で注意しないのも不思議です。辻褄の合わなさに、私は思わず首をひねってしまいました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・魚師 編集・塚田萌