前回からの続き。夫のユウキと結婚して娘のセイラが生まれました。出産したとき義母や次姉のアイさんは優しく気遣ってくれましたが、長姉のカズミさんには「男の子じゃないなんてカワイソー」などと失礼なことを言われてしまいました。そして半年後、今度は義姉のカズミさんが妊娠。どうやら相手の方と結婚はせずに産むようです。その後出産したと聞いたユウキが祝福のメッセージを送ったのですが、なぜか電話をかけてきたカズミさんは激怒していて……？

「息子なんかいらないの。娘が欲しかったの！」ユウキのスマホから聞こえてきた怒鳴り声に、私は思わず何ごとかと身構えました。ユウキもあまりの剣幕に驚いています。そしてカズミさんは、とんでもないことを言いだしたのです。

カズミさんの様子はただごとではありませんでした。取り乱したように「子どもをよこせ」だなんて、恐怖でしかありません。私はセイラをぎゅっと抱きしめました。しかしそれからまったく連絡はなく、数ヶ月経ってアイさんから電話が入りました。

「娘が欲しかったの！」「あんたたちの子どもをちょうだいよ」と叫んでいたカズミさん。正気の沙汰とは思えない発言に驚いてしまいました。カズミさんが女の子にこだわった理由は今となっては分かりません。アイさんによると最終的に義母が実家を出て行くよう促し、少し離れたところで赤ちゃんと2人で暮らしているのだとか。
シングルのまま母になることを決めたカズミさんには、なにか精神的に不安定になってしまうような事情があったのかもしれません。遠く離れた場所で、カズミさんと赤ちゃんが落ち着いて生活していることを願います。

【第5話】へ続く。（明日配信予定）

原案・ママスタコミュニティ　脚本・motte　作画・猫田カヨ　編集・井伊テレ子

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