入れたままで平気なの!?子どもの耳・鼻から出てきた『こんなモノ』
テレビを見ながら、自分で耳かきをしていた6歳の長男。少し離れたところから「危ないから、お母さんがやろうか?」と声をかけましたが、無視……。「聞こえてないのかな?」と近づいて耳かきをはじめたところ、中から“耳垢”でない『こんなモノ』が出てきました。
耳に入っていたものは
右耳から新聞紙! 暗い穴の中でクシャクシャした部分が耳垢に見えていたのですが、新聞紙を丸めたものでした。子どもって何を入れるか分かりませんね。ついでに左耳の掃除をはじめたところ、今度は『こんなモノ』が。
左耳からワンサイズ小さめの新聞紙! 両耳に入っていた驚きとともに、大爆笑。聞けば、保育園で給食を食べる前に『新聞紙遊び』で入れてしまったと。半日も聞こえない状態でよく平気だったものです。さらによく聞けば、実は3つ入れて1つは自力で取ったそうです。奥に押し込んでいなかったことは不幸中の幸い。
3年前は鼻に異物を詰めていた!
3年前のある朝、やたらと鼻のムズムズを気にしていた息子(当時2歳)。「石がある」と言うので「大きい鼻クソかな~」と思って鼻をかませていたら、確かに左穴に固いものが。なんとか出してみたら、直径1cmほどの石でした。
この時も前日に保育園で入れたらしいのですが、なぜ翌日まで黙っていたのか!? なぜ入れたままで平気だったのか? 「大変なことをしてしまった」という気持ちは2歳の子どもにもあったのかもしれません。
時には命にかかわることも…
調べてみると、ネット上には耳や鼻に異物を詰めてしまった画像や話題が盛りだくさん。時には命に関わるモノや状態もあるそうです。
<耳>
- 外耳道異物=耳の中に何かが入ってしまった状態
- 入っていたもの: ビーズ、BB弾、消しゴム、マッチの先など
- 鼓膜から奥には入らないので焦る必要はない
- 慌てて取り出そうとして奥に押し込んでしまう危険性があるため、耳鼻科を受診した方がよい
- 痛がる場合は、早めに受診
<鼻>
- 鼻腔異物=鼻の中に何かが入ってしまった状態
- 入っていたもの: ビーズ、BB弾、豆、お菓子、紙くず、ボタン電池、ドングリ、消しゴムなど
- ボタン電池は鼻の粘膜を溶かしてしまう危険があるので、すぐに耳鼻科受診
- 豆は膨張するので注意
- 鼻腔異物⇒のどに落ちると気管支異物になって危険
今思えば、石がのどに落ちていなくて良かったです。「すぐに言えばいいのに」と思うのは大人だけ。腐って異臭を放つまで気づかない・言わない子どももいるようです。子どもが耳や鼻を気にする素振りをみせた時は、異物が入っている可能性も頭に入れておくと、いざという時にすばやく対処できるかもしれませんね。
文・Kuu