<義母、月イチは無理!>「サイアクな毒嫁じゃん!」妹に説教され…非常識はワタシ?【第3話まんが】
前回からの続き。私(サキ)は、夫のコウヘイと小学2年生の長女・モモ、幼稚園年少の次女・アンの姉妹を育てる専業主婦です。この度、新居を構えました。新居の住み心地はまったく問題ないのですが、新居を構えてからは月に1回義母が遊びにくることに頭を悩ませています。夫や子どもたちはとても嬉しそうなのに、私だけ「他人」として義母に気をつかい続ける1日。どうにかならないだろうか……。そんな悩みをネットで検索してみると、同じように義母の訪問に頭を悩ませている人がたくさんいました。ママ友に相談してみても同じ。どこも大変なんだなと思いつつ、これも結婚生活の一部だと思って割り切るしかないのでしょうか。
「だってお姉ちゃん、新居建てるときに旦那さんの実家にめっちゃ援助してもらっていたじゃん。土地を譲ってもらって? 建築費用も随分出してもらってさ。金を出されたら、口も出されるんだよ」
たしかに妹の言うとおりです。ママ友たちの「金出さないんだから、口も出さないで欲しいよね!」というセリフが頭の中をよぎりました。
「お金を出さなくても口は出す」義両親だって、世の中にはいるわけです。
でも、ママ友だって義実家には気をつかうって言っていたし、ネットにも……義母の来訪をよく思ってない人が……と、私も反論します。
バカって……。
でも、私だって薄々気付いているのです。同じような悩みを抱えている人をネットで必死に検索しているのは、ただ私に同調してくれる人がほしかっただけなのです。
「これだけ恵まれている現状に文句ばっかり言っているお姉ちゃんの方が「毒嫁」だと思うね」
妹の言葉がいちいち私の心に突き刺さります。
妹の言うことは、一言一句その通りでした。
私たちは新居を建てるときに義実家に多額の援助をしてもらっていますが……そのことと義母が遊びに来て気をつかう件は別問題だと思っていたのです。
しかし、妹に怒られて、目が覚めました。
ネットやママ友の言葉を真に受けて、「義母」という存在を疎ましいと思う感覚は間違っていないと安心していました。
しかし私の置かれている状況は、他のママたちと比べればとても恵まれているものであり、月イチの来訪くらいで嫌がる私の方が心が狭かったのです。
新居を建てるときに、何も考えずに安易に援助を受けてしまいました。
けれども多大な援助を受けるならそれなりの覚悟を持つべきだったと、今さらながら感じた出来事でした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙