<35才、結婚できナイ!?>親の反応に困惑「原因は…まさか俺!?」【第6話まんが:息子の気持ち】
前回からの続き。俺(ユウト)は、数年前から付き合ってきたユナとの結婚を考えている。しかし両親はユナとの結婚にいい顔をしなかった。ユナは6人きょうだいの一番上で、ずっと下の子たちの面倒をみてきた。お父さんが借金を残して亡くなり、高校を卒業すると働いて家計を助けてきたそうだ。そんなユナを俺は支えてあげたいと思ったのだ。たとえ両親に反対されたとしても、絶対にユナと結婚する。そう思って俺は結婚式場などを探しはじめた。しかしユナは……。
「ご両親に私との結婚、反対されているんでしょ?」ユナには黙っていたけれど、すべてお見通しだった。「大切なご両親でしょ? 反対された状態で私は結婚したくないな」「いいんだよ。ウチの親のことは放っておいて」「そんなわけにいかないよ」
そもそも完璧な家庭環境なんてないし、いちいち不安を言っていたらきりがないのに……。しかしそのとき、ふと思った。両親を不安にさせているのは、本当にユナの家庭環境なのか……? 俺は父から言われた言葉を思い出していた。
俺が至らなかったせいで両親を不安にさせ、ユナにまで辛いことを言わせてしまった。我ながら本当に情けない。両親がこの結婚を認めてくれないのはユナの家庭環境のせいだけではなかった。その環境の違いを受け入れるだけの覚悟が俺に足りていないと分かっていたから、よく考えるよう諭してくれていたのだ。
だから俺は客観的な視点からこの結婚に対する不安を払拭して、両親に安心してもらうべきなのだろう。それが「ユナを幸せにする」と誓った俺にできることだ。俺は目の前にいるユナにもあらためてその決意を伝えたいと思っている。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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