しりとりをマンネリ化させない!◯◯限定ルール
子どもが言葉をもっと知りたいと思う時期に入ると、しりとりをする機会が増えてきませんか? しりとりは回数を重ねるごとについついマンネリ化してしまいがち。
たとえば……
しりとり→リンゴ→ゴリラ→ラッパ→パンダ→だんご→ごま
ごまの次に、昔は「まり」と言っていましたが、最近は「マンゴー」などに変化。時代とともに多少の違いは出るものの、なんとなくラクな言葉で繋いでいくと、結局いつも同じ流れになってしまいます。
そこで今回、しりとりをマンネリ化させないアイディアをいくつか考えてみました!
ハッピースイーツしりとり編
ひとつ目は、スイーツ限定という条件。現実的なものだけでもいいし、想像上のスイーツでもOKです。
現実的なスイーツ限定
現実的なスイーツ限定という条件にすると、たとえばこんな流れになります。
しりとり→リンゴパイ→イチゴムース→スイカシャーベット→とれたて木イチゴのミルフィーユ→ユズのソフトクリーム→紫芋のアイス→スイートポテト→トマトゼリー
とれたて木イチゴのミルフィーユなんてちょっと苦しいですが、OKにすると美味しそうなメニューのバリエーションが広がります。現実的にありそうな、というくらいのゆるいルールでもいいかもしれません。
想像上のスイーツ限定
逆に、想像上のスイーツ限定というしばりでやってみると……
しりとり→リボンの形をした頭につけることもできるキャンディー→一番甘いイチゴと一番きれいなマスカットのミックスソーダ→誰も知らない花園に咲いた食べられるバラを使ったムース
”想像上の”というルールにすると、想像力もアップし、それこそ夢のようなスイーツを作り出せるので、特に女の子が喜ぶしりとりになります。まだ言葉があまり出ない子どもの場合は、ここまでルールを限定せず「スイーツ限定」くらいに幅を広げてもいいでしょう。
見えたものしりとり編
歩いているときに見えたもの、持っているもの、着ているものだけで繋いでいきます。たとえば、
しりとり→リップ→プラスチック→くるま→まど→どあ→アイボリー(服の色)→いぬ→抜いていく自転車→やえざくら→ライト→とけい
どこまでOKとするかは、それぞれ親子のルールで決めてみてくださいね。意外に繋げることができ、語彙も増えるので勉強にもなります。
魔女の食べものしりとり編
お食事中の方、ご注意を。男の子に人気のしりとりです。悪趣味ならごめんなさい。
しりとり→リンゴの中に入った虫のソテー→えりすぐった黒ミミズのスープ→プルンとした芋虫バーガー
怖いもの見たさ、気持ち悪いもの見たさを含め、好奇心旺盛な子どもたちは喜びます。ちょっと抵抗が……と思ってしまうママは、パパにお願いしてみるのはいかがでしょう。パパも子どものころ毛虫スープを作って……など、思い出話をしつつ、楽しんでくれるかも。
さて、マンネリ化したしりとりを盛り上げるアイディア、いかがでしたでしょうか。他にも、どんな限定しりとりができるか、子どもと一緒に考えてみてもいいかもしれません。ぜひ、いろいろなアイディアを取り入れながら、しりとりを楽しんでみてくださいね。
文・yuki 編集・杜咲みう