<嘘つき夫を許さナイ>「嘘ついたことあるよね?」え、私が?友だちの言葉に…ハッ!【第4話まんが】
前回からの続き。私はマヤ。夫・サトシと4歳の息子・ノゾムと一緒に暮らしています。私は過去に父親の嘘でつらい思いをしてきたせいで、嘘をつかれることや約束を破られることが大嫌い。サトシはとても誠実な人で、そんな心配には及びません。しかしある日、サトシが私に嘘をついて、キャバクラへ行ったことを隠していたのです。私はものすごく失望してしまいました。これ以上嘘つきと暮らしたくもないし、ノゾムが傷つく姿も見たくないので、早いところ離婚したいと思うのですが……。私はなにか間違っているでしょうか?
「高校のとき、私ってよくマヤに『テストの点数悪かった~』って愚痴ってたでしょ? そのときにマヤは必ず、『私も』って言ってくれた。でも、あれって嘘だったよね。だってマヤ、いつも成績良かったんだもん。それから、恋バナのときだってそう。マヤはいつも自分の心を隠して、本心と違うこと言って私を助けてくれていたじゃない」
たしかに当時の私は、本当のことをキミコに伝えていませんでした。キミコが指摘する通り、大きく括ってしまえば私だって「嘘をついていた」ことになるでしょう。
「たしかにマヤは、お父さんの嘘でイヤな思いをたくさんしてきたかもしれない……でもマヤのついた嘘は、お父さんみたいに自分を守るためのものじゃない。私を守るためのものだったこと、ちゃんとわかってるよ?」
よくよく考えてみたら今回のことだって、私が心配になるような展開を、サトシはちゃんと避ける努力をしてくれていたのに……嘘をつかれたことにこだわりすぎて、サトシの配慮に全く気付けなかった。少し意固地になりすぎていたのかもしれません。
「嘘をつかれるのは絶対に嫌」と考えていた私。
しかしキミコと話しているうちに、嘘をつかれたこと自体が問題なわけではないと気づかされました。
たしかに父のように自分を守るためだけの嘘だったなら問題ではありますが、優しさからつくことになった嘘に問題はないのかもしれません。
少なくとも今回サトシのついた嘘は、キミコの言う通り、私に心配をかけないための嘘だったのだと思います。
「嘘=すべて悪」
というのは、偏った考えだったかもしれません。
今夜サトシと話し合ってみようと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・善哉あん 編集・石井弥沙