<嘘つき夫を許さナイ>嘘つく父親がトラウマ「息子には同じ思いをさせたくないッ!」【第2話まんが】
前回からの続き。私はマヤ。夫・サトシと4歳の息子・ノゾムと一緒に暮らしています。私は嘘をつかれることや約束を破られることが大嫌い。サトシはとても誠実な人で、そんな心配には及びません。私はサトシのそんなところが好きで結婚しました。しかしある日、サトシが私に嘘をついて、キャバクラへ行ったことを隠していたのです。私はものすごく失望してしまいました。というのも私が嘘を嫌いなのには、大きな理由があるのです。
私がここまで嘘を嫌う原因は……私の父です。私の両親は離婚しています。
「嘘をつく」「約束を守らない」という父の癖が離婚の原因だったようです。
ある日も……。
「マヤ! 明日遊園地に行こうか! いやいや今回は本当! 一緒に行こうな?」
と私を散々喜ばせておいた翌朝、私は父を起こしにいきました。
父は私が起こしてもずっと寝ていました。母が言うには、昨晩私が寝たあとに深酒したそうで……結局父は起きず、ガッカリしていた私を母がおでかけに連れて行ってくれました。
そんなことがあった夜。私が寝ていると、父と母がケンカしている声が聞こえました。
どうやら父は、仕事も辞めていたそうで、そのことで母と揉めているようでした。
私の幼少期の幸せは、いつも父の嘘によって壊されていました。
もともと父は、嘘をついたり約束を簡単に破ったりするような人でした。
その度に目を瞑っていた母も、ついに我慢の限界を超えてしまい……。
両親は離婚。
父のことは、大人になった今でも大嫌いです。
私は「嘘によって心を踏みにじられる」という経験を、ノゾムにだけはさせたくありません。
他人からは
「たったひとつの嘘で離婚を決めるのか」
と言われるのかもしれませんが、私は本気です。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・善哉あん 編集・石井弥沙