<ワタシ、子連れ様!?>「カンベンしてッ」楽しみだったのに台無し【第3話まんが:ノリコの気持ち】
前回からの続き。私はノリコ(30歳)。今日は学生時代の友人、カヨ(30歳)と数年ぶりに会い、ミュージカルを観る約束をしました。社会人になりたてのころ、2人でハマった時期がありましたが、私は仕事が忙しくなったり、好きな俳優さんがいなくなってしまったり、お互いにライフステージの変化もあったことから、ここ数年はミュージカルから疎遠になっていました。先日久しぶりにカヨとやり取りをする機会があり「久しぶりに会いたいね」「せっかくなら観劇したいね」と意気投合。今日は思い切って有給を取ったので、久しぶりに楽しむ予定です!
カヨには娘が1人いるのですが、まだまだ小さいため近くの託児所に預けて来てくれたそうです。あまり長く一緒に過ごせないので、カヨとの時間を楽しみたいと思っていました。しかし……
後ろに座っていた子が観劇中「飽きた」「帰りたい」と連呼し、前の座席を蹴ってきました……。私たちの不安は見事的中……観劇に集中できない状況に、とうとうキレてしまいました。
母親は見当違いなことを言っているし、話になりません。
これまでも観劇中、静かに座っていられる子どももなかにはいました。しかし飽きてしまう子だって、もちろんいました。子どもですから、ずっと座り続けることが難しいことくらい、子どものいない私にだって想像できます。そんなときは人の迷惑にならないよう、率先して退席するなど、親がきちんと行動してほしかったのです。
係の人から声を掛けられたのも効果的だったのか、後ろの親子は途中から退席してくれたし、ミュージカルはラストでかなり感動したため、イヤな気持ちは多少和らいだように感じます。
しかし、私だってできれば他人に注意なんてしたくありませんし、観劇中は他のことなんて考えたくないのです。久しぶりのミュージカルは少し残念な結果となりました。それでも、やっぱり観劇が好きという気持ちを再認識した私たちは、また一緒に観にいく約束をし、この日は別れたのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・チル 編集・横内みか