<え、離婚のフリ…?>元夫の決意表明「離婚したからこそ…!」ウワサは消えるのか?【第7話まんが】
前回からの続き。私(モモコ)は息子のタケルが2才のときに元夫のユウジと離婚しました。あれから10年。猛省したユウジはタケルの野球チームに父親として積極的に関わり、コーチも務めています。するとチームの保護者のなかで「タケルくんのお家は偽装離婚をしている」との噂が立ち、私はユウジと距離を取った方がいいのかと思いはじめました。しかし妹のアンナには「通報したきゃしてもらいなよ」と叱られ、事実でない以上堂々としていようと決めたのです。
私がユウジにウォータージャグを手渡すと、当番や付き添いの保護者たちがコソコソと話します。「やっぱり偽装離婚って本当だったんだ」「だよね~。あんなに仲良かったら離婚しないよね~」するとユウジが反応しました。「なんですか? それ」
「別々の道を進むっていうのは、ほんと親のエゴでしかないと思うんですよね。だからこそタケルに寂しい思いをさせないように全力で頑張っているんですよ」大きな声で明るく語るユウジに、噂していた保護者たちは静まり返ります。
まさかユウジが、噂に対してあんなにまともに反論してくれるとは思いませんでした。私はその瞬間、ユウジの明るくて真っすぐだった部分をふと思い出したのです。だからといって簡単に復縁するなんてことはあり得ません。そんな生半可な気持ちで離婚を決めたわけでもないのですから。
その後コロっと態度を変えたチームの保護者たちを見て、私も無責任な噂に振り回されないよう気を付けていかなくては……と思いました。離婚しても仲の良い両親がいてもいい! その気持ちを忘れずに、これからもユウジとタケルがいい父子関係を築けるように応援していきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子