<実家依存のワンオペ>突然の電話「オレまだ独身…」キモッ!復縁なんてまっぴら御免【第7話まんが】
前回からの続き。私はアヤミ。アラサーの会社員で、シングルマザーです。ひとり息子のルイがいます。元夫のレイジが家事育児に一切関わろうとしなかったのが離婚理由です。私はルイが2歳の頃までは実家に頼りきりだったのですが、姉から「資格取得の勉強をしたいから実家に来ないで」と言われてしまい、家事育児を1人でこなすことに。もちろんすぐ心身共に限界がきて、元夫に助けを求めました。しかし元夫は「めんどくせぇ。俺、知らないから」と吐き捨てるだけ。息子を連れて家を出て3年、現在に至ります。
離婚して3年。当初は週に数回手伝いに来てくれていた母も、今では月に数える程度。夕食やルイのお世話を中心に協力してくれます。
ちなみにルイが急病のときも、可能な限りお世話は私。というのも、上司に粘り強く掛け合ったことで、在宅勤務など融通がきくようになってきたのです。こうして職場の理解と家族の手助け、そしてルイの成長でなんとかこなせるようになってきました。
育児と仕事の両立は大変ですが、できる仕事は全力で。するとある日、社内で発足した働く母親の環境改善プロジェクトのリーダーをすることになったのです。今までの苦労が糧になったと思うと、なんだかとても嬉しいです。
先日はその件で、ローカルニュースからの取材も。ちょっと気恥ずかしかったですが、父も母も喜んでくれました。しかし……。
スーッと自分が冷たい感情になるのを感じます。大好きだった元夫。彼の言うことならなんでも従っていた。それこそ召使いのように。でも今は……嫌悪感しかない。
いつかルイが希望すれば、面会はさせようと思っています。思い出のない父に会いたいと言うようになるのかはわかりませんが、どちらにせよ復縁なんて御免です。
その後も穏やかに日々は過ぎ……嬉しいニュースが。姉のサヤカが、ずっと目指していた資格を取得したのです。「遅くなっちゃったけど……」と照れながら話す姉を、久々に行く実家で抱きしめます。
これからも節度ある距離感でいようとは思いますが、今は家族みんなが幸せな状態で集まれた嬉しさでいっぱいです。
私も姉も、自分の力を振り絞り、ときには立ち止まりながらも幸せな未来のために進み続けた結果、2人とも道が開けました。私たちの毎日が今充実しているのは、頑張った結果。神様がくれたご褒美だと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・ちょもす 編集・横内みか