<実家依存のワンオペ>好きだから?夫に従う理由は?母の問いかけに「わからない…」【第4話まんが】
前回からの続き。私はアヤミ。20代の会社員で、2歳の男の子・ルイのママです。わが家は夫婦で共働き。しかし夫のレイジは家事育児に一切関わろうとしません。今までは近所の実家に家事育児を頼ってきました。しかし姉のサヤカが、「いざというときにも困らないよう資格を取得したい。勉強に集中したいから半年間は実家に来ないでくれ」と言い出したのです。なんとかして姉の説得を試みるも、「資格を取ることは将来親を支えたり、アヤミに世話をかけないことにもつながる。親を見る気もないのに甘えてばかりなんて自己中だ」と手厳しいことを言われてしまいました。
実家に行かなくなってからまだたったの半月なのに、もう音を上げそうです。ルイはすごくかわいいけど、次から次へ押し寄せる日々のタスクで、心身ともに精一杯。顔はいつも鬼のように険しく……日々の生活で笑うことがなくなっていきました。
ひとりきりでの家事育児に疲れ切っていたある日、母が電話をくれ、半月ぶりに実家へ行くことに。
母は、魂が抜けたような私を見て「手伝いに行こうか」と優しい言葉をくれますが、夫が嫌がるので頼むわけにはいきません。
母からの素朴な疑問に、私はきょとんとしてしまいました。たしかに……言われてみれば、そうかもしれません。正直夫に家を出ていかれても困りませんし、恋愛感情というよりは結婚当時言った「頑張るから!」を守りたいだけのような気がします。なんだかわからなくなってきました。
私は母の言葉を噛み締めます。毎日倒れそうなくらい仕事と家事育児に追われて、それでも夫は一切助けてくれなくて、それでいて生活費は完全折半。薄々疑問を感じていたのですが、やはりはたから見てもそうなのか……と心のなかで大きく頷いてしまいました。
母に言われた「どうして従わないといけないの?」という質問で、長年の洗脳がとけた気分です。金銭面は対等、家事育児は私、それなのに夫の主張に従ってばかり。別居には正直まだ迷いがありますが、それでもこの夫婦関係は変えなければならないとわかってきました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・ちょもす 編集・横内みか