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<実家依存のワンオペ>「ずっと支えてきたけど…」無責任な妹にモヤモヤ【第3話まんが:姉の気持ち】

前回からの続き。私はサヤカ。もうすぐ30歳になります。独身、実家暮らしの契約社員。彼氏はずっといません。先々のことを考えて、一生安定して働けるよう資格をとることにしました。勉強に集中したいので、実家へよく来る妹に「しばらくうちに来ないでほしい」と頼みましたが、難色を示されました。妹は復職後、毎日のように2歳のルイくんを連れてわが家へやってきます。復職前から頻繁に来ていましたが、食事にお風呂にルイくんのお世話など、仕事終わりに至れり尽くせりやってもらえるのはかなり助かるのでしょう。そんな実家依存の妹に「しばらく実家に来ないで」というのは酷かもしれませんが、私にとっても今が頑張りどきなのです。
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妹が困っているのは十分わかります。でも結婚して家を出た身なんだし、子どもは夫婦で責任をもって面倒を見るべきものなのではないでしょうか。そもそもルイくんの体調不良時、年齢のいった両親に預けること自体、モヤモヤしているというのに。

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モヤモヤした私は、さらに踏み込んだ話を切り出しました。試験は決して簡単なものではないので、3年くらいかかってしまうかもしれないこと。しかし妹は、今の快適な状況を手放すことがどうしても諦められないのか、全く理解してくれません。

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たしかにルイくんはかわいい。でも、小さい子どもの面倒を見るのは時間もパワーも必要。そのうえ、うちに来ると妹は私たちに頼りっきりだというのに。今までたくさんの手伝いをしてきたのに、「自分のことばっかり考えてないで」とは、どういうことなのでしょうか……。

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そう、うちの両親も私も、妹とレイジくんの微妙な関係にずっと巻き込まれてきたのです。妹がレイジくんを好きなのはそれで構わない。強く言えないのも構わない。でも、そのしわ寄せを食らっているのはうちなのです。
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私がきっぱり言うと、妹はしばらく黙り込んでいました。もしかしたら、妹にとっては一番言われたくないところだったのかもしれません。しかし私としては、ここを解決してもらわないとどうしようもありません。
それに私の生活が安定していないと、将来的に妹に迷惑をかける可能性だってある話なのですから、理解してもらわないと困ります。「自分のことばっかり考えてないで」と悪者扱いされてしまいましたが、勉強に集中するために甥っ子の訪問を拒むのは、はたしてそこまでひどいことなのでしょうか。
妹が職場復帰して2年間、この家はずっと妹中心に動いてきました。それはもちろん私もです。でも、私だってそろそろ自分のために時間を使いたいのです。

【第4話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・ちょもす 編集・横内みか

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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