<不登校のくせに!>もしや…心配してたワケじゃない?本当は娘を「見下していた」姉【第3話まんが】
前回からの続き。私(40代、イクミ)は、娘(中1、マコ)と夫(40代、コウジ)との3人暮らしです。娘が小学校の頃、不登校になりました。悩んだ末、登校日数を重視しない、事情を汲んでくれる私立中学を第一志望に受験し、無事に娘は合格。今は楽しく学校に通えています。私たち夫婦は安堵したのですが、実家で姉が娘に暴言を吐き、それに怒った夫が姉を怒鳴るトラブルが起きました。しかも動転した姉が階段から落ちてケガをしたのです。姉の発言は許される内容ではないのに、私たちに謝罪と治療費を求めてきて信じられない気持ちです。
母は「わかるんだけど……。トモミもいろいろあるからさ」と、意味深な雰囲気で言います。「いろいろって何?」と聞くと「まあ時間はかかると思うけど、もう少し考えてみて」と母は言いました。何か私たちが知らない事情があるのでしょうか。
その後、夫と何度か話し、「葬儀に迷惑をかけたのは悪かったし、あんな形で帰ったあと顔も出していないしな」と言うので、「そうだよね。お父さんもお母さんも、おばあちゃんをもっとゆっくり見送りたかったよね」と反省し、両親のところへ謝罪に行きました。
もしかしたら、姉は不登校の娘を見下していたのかもしれません。「うちの子は普通の子で良かった」という発言が、何よりの証拠にも思えてきます。だとしたら、今は楽しそうに生活している娘や私たちが羨ましくなってイヤミを言ってきたのでしょうか。
私たちの考えが正しければ、ますます姉に謝るなんておかしな話です。それなのに、両親の「トモミもいろいろあるからさ」などと、なんとなく姉よりの発言をする様子が解せません。
両親は気難しい姉に対し、いつも気を遣っているつもりなのでしょう。でも私からしたら甘やかしに思えるときだってあります。
だからいい年して、大事な葬儀の場で怒鳴ったり、階段を踏み外したことを私たち家族に責任転嫁しようとしたりするのでは、とも思うのです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・かちこ 編集・塚田萌