<アタマが悪い保護者たち>やり取りは丁寧に!ハテナは時間が解決?【第4話まんが:ミナコの気持ち】
前回からの続き。私(ミナコ)は、夫と息子イツキ(小6)の3人家族です。イツキはスポーツ少年団でサッカーに励む日々。今年は最高学年なので、チーム全員でしっかりと結果を残そうと目標をたてながら練習に取り組んでいて、息子のそんな姿に成長を感じています。私は昨年は保護者の手伝いに参加できなかったのですが、息子の最後の1年を応援したい気持ちもあり、今年は役員に立候補しました。そして今回、夏祭りの参加人数を把握するため、保護者と連絡をとっているのですが……。たかが「参加人数」を聞いているだけなのに、なかなか理解できない保護者がいて思わずイラっときてしまったのでした。
何時間も返信を待ったあと、エミさんからきたメッセージは、さっきとは打って変わって丁寧な文面でした。しかも、とても細かく人数の内訳も記載されていたのです。
私も、もしかしたら……忙しさとやることの多さもあってイライラしていて冷静な気持ちが欠けていたのかもしれません。
このことを、夫にも話しました。
「私が聞きたい情報を丁寧に読み取って送ってきてくれる人もいるんだけど、なんていうか……受け取り方って人によって違うじゃない? 文字だけのやりとりってむずかしいわね」
聞くと、夫も仕事で文面のやりとりをするときに「あれ?」と思ったら一呼吸おくことをしているそう。時間をおくと、また違う視点で文面を読み解けることもあるみたいです。
エミさんの返信のおかげで、私も冷静になることができました。
手軽に誰とでも連絡が取れる便利な時代になった反面、「文字」だけのやり取りによって余計なトラブルも増えたのかもしれません。
自分の欲しい情報はできるだけ丁寧に。
そして自分の送ったものが「正しい」と思い過ぎずに、相手への思いやりを忘れないように心がけていきたいと思います。
その後、エミさんとは会場で会うことができ、LINEでのやりとりについて、お互いに謝ることができました。
どっちが悪いということではなく、これからも気遣いをもってやっていきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・善哉あん 編集・石井弥沙