<過ごしやすい気温こそ>蚊に御用心!デング熱など感染症を運ぶ蚊を寄せ付けない方法とは?
早朝洗濯物を干しているときや、夕方子どもと公園で遊んでいるとき、いつのまにか、蚊に刺され、嫌な思いをすることはあるのではないでしょうか。蚊に刺されるとかゆいだけでなく、海外で蚊に刺されたことでデング熱などの感染症を発症するケースが見られるため、どうにか蚊に刺されないようにしたいですよね。ママスタコミュニティにもあるママからこんな質問が寄せられました。
『蚊に刺されやすい人居ますか? 虫除けスプレーより効果ある対策法ありますか?』
投稿者さんは蚊に刺されやすい体質のようです。蚊に刺されやすい人は、一度に数箇所刺されますし、腫れが治らずイヤですよね。投稿者さんは虫除けスプレー以外で蚊に刺されないための方法を知りたいと考えていますが、ママスタのママたちはどうしているのでしょうか。ママたちの声を紹介します。
「足の裏を除菌シートで拭く」やらないよりマシ?
『足の裏を除菌シートで拭く』
『足の裏にアルコールをつける』
『こまめに足を除菌シートで拭いたり、こまめに靴下を変えたりすれば、ある程度は防げる』
投稿者さんの質問に意外な方法が寄せられました。
『足(特に裏)を除菌シート等で拭くだけで、蚊に刺される数が3分の1程度に減るという記事を目にしました。蚊に刺されやすい人は足にいる常在菌の種類や数が多いからだそうです』
警視庁のホームページでも足の裏を除菌シートなどで拭くと、蚊に刺される数が3分の1程度に減るという情報について発信しています。蚊に刺されやすいとお悩みの人は一度試してみるといいのではないでしょうか。
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肌を露出しない、服は白色や薄い色を着る
『日焼け対策の意味もあるけど長袖、長ズボン。顔周りは白い帽子。黒は蚊を寄せ付けるから洋服の色は黒を避ける』
『半袖にUVのパーカー着せているよ。それと薄手の長ズボン』
「肌を露出しないようにしている」といった声も寄せられました。これは確実な方法ですよね。その際意外と盲点になるのは素足です。いくら露出を減らしても、足元がサンダルでは、刺されてしまう可能性があります。靴下を着用し靴を履くようにしましょう。また、ママの声にもある「洋服の色は黒は避ける」といった方法は効果も気になるところ。調べてみると、政府広報オンラインサイトに、蚊は濃い色のものに近づく性質があり、白い服や薄い色の服を着用するよう注意喚起がなされていました。山歩きをしたり、蚊が発生しやすい水回りで出向いたりする場合は、黒い服は避けたほうがよさそうですね。そのほかにも、蚊取り線香を使ったり、どうしても露出する場合は虫除けスプレーを使ったりするという方法が載っていました。
デング熱による感染症を防ぐには、蚊の発生を抑える大事
『何人かデング熱の感染者が出たよね』
こちらのママたちはデング熱の感染について気にしています。国内でも2014年以降デング熱に感染した患者さんが確認されています。デング熱は蚊に刺されることで感染する疾患の一つです。まれに重症化することもあるとしています。ただし、人から人に感染することはありません。厚生労働省のサイトでは、デング熱にならないためには、蚊を寄せ付けない予防策以外に、蚊の発生源を除去する対策も必要だとしています。主な蚊の発生源は「植木鉢の皿」や「古いタイヤに溜まった水たまり」「雨ざらしの用具」「屋外に放置された空き瓶」「風通しの悪い藪など」です。もしご自宅のベランダや庭、近くの公園で見かけましたら、除去したり掃除をしたりして対策してみてくださいね。
デング熱の原因となるヒトスジマカの活動時期、5月中旬から10月下旬頃までは注意しておくといいでしょう。感染症にならないまでも蚊に刺されるのは、避けたい状況でしょう。もし子どもが外遊びするときはこれらの対策を講じておくといいのではないでしょうか。
文・安藤永遠 編集・横内みか イラスト・金のヒヨコ
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