<クチだけ義両親>策略知り「やられっぱなしでたまるかッ!」感謝はハワイのあとで~【第4話まんが】
前回からの続き。私はワカナ。夫のリョウと2人の娘・マイとミクと4人で暮らしています。20代半ばで授かり婚をしました。そのときに生まれたマイも、もう5歳。その2年後にはミクも生まれ、とても幸せな毎日をおくっています。義両親とはほどよい距離をとりながらお付き合いしてきました。言い方は悪いですが、義両親は「感謝泥棒」だと私は思っています。きっかけは5年前。義両親が私たちに「車を買ってやる」と言ったのに買ってくれなかったことから始まります。そのときは「お金がない」と断られたのに、すぐに義両親がヨーロッパへ旅行すると発覚! ……驚きと腹立たしさでいっぱいです。
「ブランド品買ってきてあげる」と言う義母に苦笑しながらお礼を言う私を見て、義両親は満足気な表情を浮かべていました。その後、トイレから戻ってきた私に気づかず話している義両親の会話を聞いて、ついに2人の策略を知ることになるのです。
あれから5年、私たちはだいぶ強くなりました。自分たちファーストな義両親は、5年間のうちに小さなお願いをどんどんしてくるように。きっと自分たちに威厳があれば、私たち夫婦が思い通りに言うことを聞くと思っていたのでしょう。あのとき「一度言ったんだから」と責めることなく、自力で車を買ってよかったと思います。
「感謝泥棒」という、よくない癖をもつ義両親も問題ですが、一番の反省点はやはり自分たちの問題にもかかわらず誰かをアテにしてしまったこと。まだ若かったとはいえ、他人が何かしてあげると言ったことは話半分で聞いておかなければなりませんね。
少なくとも私たちの場合は、「アテにするな」が義両親の本音だったのですから……。苦い経験でしたが、いい教訓となりました。
義両親もそんな癖があるとはいえ、実害がでてくるような悪い人でもありませんし、ほどほどの距離を保ちながら上手くやっていきたいと思います。
原案:ママスタコミュニティ 脚本:ふみまる 作画・〆川ズン子 編集・みやび