<義妹の子、4人も?>家族は助け合い!しぶる妻に好条件を提示すると?【第6話まんが:夫の気持ち】
前回からの続き。俺(ヨウヘイ)は、妻のマリと息子のハルキの3人暮らし。ハルキは大学に合格し、来月には家を出て行く。俺は仕事が忙しくてなかなか子育てには参加できなかったけれど、大きくなった息子の背中を眺めていると感慨深いものがある。そんなある日両親から妹のトモカが第4子を出産したと聞かされた。トモカは年の離れた妹だが、駆け落ち同然で結婚して疎遠になっていた。そんなトモカがいま大ピンチなのだ。トモカの子どもたちの世話をしっかり者のマリに頼んだのだが、なぜかマリは激怒しはじめ……?
両親はトモカのことを子どもの頃から溺愛しており、何かにつけてチヤホヤしていた。ただトモカは両親の反対を押し切って結婚したあげく、離婚してしまったという。とても4人の子どもたちの面倒をみられる状態ではないらしい。
だから俺は、お金の心配ならしなくていいと言ってやったのだ。子どもなんて、勝手に育つ。現に俺が子どもの頃なんて、親に何か特別なことをしてもらった記憶はない。受験期などは大変だと思うけれど、それは俺だって手伝うつもりだ。
俺や両親だって、信頼していない人にこんな大事なことは頼まない。マリだからこそ安心してトモカの子どもたちを託せると思っているのだ。別に特別なことをしてほしいわけではないし、ただ普通の生活をするために手伝ってほしいと頼んでいるつもりだ。しかも子どもたちは学校や保育園に行くわけで、仕事をしていなければ日中は自由に過ごせるだろう。
それなのにマリはかたくなに引き受けてはくれなかった。「ひとりで考えたい」と言ったマリ。確かに、いきなり言われてすぐに結論は出せないだろう。でもきっとマリなら引き受けてくれる。俺はそう思ってマリの返事を待つことにした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子