<メンタルやられた>3歳の子のイヤイヤがすごくて、もう何をすればいいの?乗り越え方を教えてほしい
手のかかる乳幼児期の子育て。特に2歳頃から始まるとされるイヤイヤ期には頭を悩ませるママも多いでしょう。先日ママスタコミュニティには「3歳イヤイヤ期? 反抗期?」というタイトルで、年少の娘さんのイヤイヤ期に悩む投稿者さんからこんな投稿がありました。
『朝起きてから幼稚園行くまでずーっとグズグズ。帰ってきてからもヤダヤダ。 私たち親がやることをすべて否定。たくさんの親御さんが通る道なんだろうけど、本当にメンタルボロボロになる。幼稚園は2週間弱で泣かずに笑顔で行けるようになったし、偏食少食で家だと完食なんてほぼないのにお弁当は完食してくる。小さい体で慣れない環境で頑張っていて、疲れて家では甘えて発散しているのかもしれない。
わかっているけどドンと構えられなくて、イライラして悲しくなってしまう器の小さい私。渦中のママさん、乗り越えて成長したお子さんをお持ちのママさん、体験談をお聞かせください』
今年の春から幼稚園に入園した娘さん。幼稚園では楽しく過ごしているそうですが、おうちでは投稿者さんや旦那さんの言うことをすべて否定してイヤイヤとグズってばかりなんだとか。精神的にかなりしんどくなっている投稿者さんに、ママたちからはどのようなコメントが寄せられたのでしょうか。
幼稚園で頑張っている分、家では甘えているのかも
『うちもだよ。今日はダメな日で朝からパンツ履きたくない、顔を洗いたくない、あれもダメこれもイヤ。自分でやるのもイヤ。かといって私がやるのもイヤ。大泣きさせながら顔を洗ってパンだけ食べさせて家を出たわ』
『うちも今年度から年少で幼稚園。この間まで慣れない幼稚園でクタクタで、ご飯も食べずに寝ちゃったり、いつもグズらないところでグズったりしているよ! 「そんなものよね!」と思って過ごしている』
投稿者さんと同じくらいの年齢のお子さんを持つママたちからは、日々イヤイヤ期と格闘しているリアルなエピソードと共感の声が寄せられていました。その日の子どもの気分でイヤイヤがひどくなったり、何をやっても気に食わなくてギャン泣きしたり。イヤイヤしているのは成長の証と頭ではわかっていても、親としては何をどうしたらいいのか途方に暮れてしまいますよね。それでも自分と同じように頑張っているたくさんのママたちがいることを知ると、投稿者さんも少しは気持ちが楽になるかもしれません。
『幼稚園でめちゃくちゃ頑張っちゃう子なんだと思う』
『今年から入園したなら、疲れがたまって家で発散しているだけじゃない?』
家でのイヤイヤはそれだけ家が安心できる場所で、親が自分の感情をしっかり受け止めてくれると信じているからこそできることかもしれません。特に投稿者さんのお子さんは今年から幼稚園に通い始めたとのこと。普段は外の世界で気を張って頑張っている分、家に帰ると反動が出てしまっている可能性もあります。「幼稚園で頑張っているんだな」と捉えてみると、イヤイヤ期の見方も少し変わるのではないでしょうか。
危ないことには気をつけつつ、今は試練の時期だと思おう!
『うちは無理難題を押しつけてきて勝手に大泣き。気に食わないことがあったら髪の毛を引っ張る。この前はおもちゃの板を投げられて目の下から出血。階段で足にまとわりついてきて転倒して、足に大きなアザができた。怒鳴ってはいけないと思いつつ危険なこと、ダメなことはさすがに怒鳴るし、きつく言う。余裕なくて必死だからドンと構えていられない』
イヤイヤ期のお子さんとの壮絶なエピソードも寄せられています。ただ泣いたりグズグズ言うことを聞かなかったりするだけならまだいいのかも。物を投げたり誰かに危害を加えたりするのであれば、見過ごすわけにはいきませんよね。イヤイヤは受け止めて見守りつつも、危ないことはしっかりと叱るということを心がけることも大事なことかもしれません。
『イヤイヤ期を超越してくるのが小2あたりの泣き落としつき反抗期だからさ。右から左を練習しておいたほうがいい』
『でも子どもも頑張ってるんだよね。そして母も頑張っているよ! そのうち気づいたらスッとなくなっているよ。私も記憶にないくらい自然にスッと楽になったから』
イヤイヤ期を乗り越えた先輩ママたちからは、今だから振り返られるイヤイヤ期に対する考え方も寄せられています。当時はあれほど大変で苦しかったイヤイヤ期も、数年経つと記憶にないと振り返っていたママも。また「小学生以降になったときに当時の経験が役立つ」というコメントもありました。イヤイヤ期は子どもにとっても親にとっても、人間的に成長する上でとても貴重な時間と言えるのかもしれませんね。「そのうち気づいたらスッとなくなっているよ!」という心強いコメントもありました。
帰宅前に外で発散、ママが悪役に……ママたちの成功体験
『時間に1時間くらい余裕を持つ。機嫌がいいときの成功体験は「落ち着いてやってたからできたね!」と本人が実感できる理由を伝える。そういうモードのときは「困ったら言ってね、待ってるよ〜」と口出しせず気長に待つ。ヘルプを出されたら「ここまでできたじゃん、早かったよ! 次はこうするといいよ」と褒めることと次も挑戦を声がけ。それに自分の声を自分で聞くことで子どもの成長に気づける』
『そういうときは家に入る前に外でお花のお世話とか公園でおやつとか、一緒に何かして少し発散させてから帰るとマシだった。玄関でカバンを外してやったり』
『うちも末っ子がとにかくすごい。大抵私が悪役になってその後旦那が優しく寄り添うと素直に言うこと聞いている』
この他にもイヤイヤさせない成功体験としては、時間に余裕を持つなど、親の精神的なゆとりを持つことが大切というコメントがありました。また子どもは自分で何でもやりたいけれど、できなくてイヤイヤという八方ふさがりになる場面も多いでしょう。そんなときにはわかりやすく理由を伝えたり励ましたりと、声がけを大事にするという人も。ポジティブな言葉をかけることで、子どもだけでなく親自身も前向きになれるというアドバイスがありました。日々イライラしがちなイヤイヤ期ですが、こうして親が急がずに子どもの成長に寄り添うというのは実践してみる価値がありそうですね。
筆者もまさに年少の娘のイヤイヤ期と毎日向き合っています。疲れているときなどには、もちろんイライラしてしまうときもあります。そういうときには「出産の痛みをとっくに忘れたように、数年後には今の大変さやイヤイヤも忘れるだろう」というメンタルで、考えすぎないようにやり過ごしています。そしてイヤイヤしている娘の姿を動画に撮り、夜に1人で見ながら娘の寝顔を眺めて「明日も頑張ろう」と決意します。投稿者さんも毎日辛いとは思いますが、いつかは絶対に終わるという気持ちで、筆者含めた全国のママと一緒に乗り越えていってほしいです。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・めい
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