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<友だち、ほぼゼロ?>陰キャ母「欠席もアリ!」陽キャ父「絶対行くべき!」意見が対立【中編まんが】

前回からの続き。私はサナエ。夫リュウイチと中学生の息子ユウキ、小学生の娘の4人暮らしです。ユウキは幼い頃から人付き合いが苦手で、人と話すとあがってしまうことから今もクラスに友達がいません。先日、修学旅行の班決めがありました。しかしどの班もユウキを受け入れたがらず、もめてしまったそうです、その結果、先生が出席番号順に班分けを決めることに。一部のクラスメイトは「お前のせいで友達と同じ班になれなかった」とユウキを責めてきたそうです……。
修学旅行の班決めトラブル 2_1_1
ユウキは夕食を食べた後も、お風呂に入った後も、やはりすぐに自分の部屋に籠ってしまいました。私に話したところで解決したわけでもありませんし、ずっとすっきりしない気持ちのままなのでしょう。私はリビングでひとりぼんやりと考えます。さっきより少し冷静になってきました。
修学旅行の班決めトラブル 2_1_2修正

あれこれ考えた結果、私はひとつの案を思いつきます。
修学旅行の班決めトラブル 2_1_3
そのとき、夫が帰宅しました。私はユウキから聞いたことや、今自分が考えていることを話します。
修学旅行の班決めトラブル 2_2_1
いつも明るくて元気な夫は、学生時代も友達が多かったそうです。だから人と話すのが苦手で、友達がいないユウキの気持ちはわからないのでしょう。
修学旅行の班決めトラブル 2_2_2

いっぽう私は昔からおとなしく、クラスでも目立たないほうだったので、多少なりともユウキの気持ちがわかります。
修学旅行の班決めトラブル 2_2_3
「第一、そうやって子どもたちの好きに班決めさせたら、もう一度ユウキがハブられるだろ。どうするんだよ」夫の言葉に、思わず本音が出ました。「修学旅行を休ませてもいいかなって……」
修学旅行の班決めトラブル 2_3_1

修学旅行の班決めトラブル 2_3_2
それから私と夫は話し合いましたが、私は「休ませる」という消極的な案、夫は「耐えろ」「うまくやれ」「気合いだ」と力技な案ばかり……なかなか意見が交わることはありません。どうすることがユウキにとってベストなのか、わからなくなってきました……。
修学旅行の班決めトラブル 2_3_3
「休ませる」のがあまりよくない案だというのは、私もわかっています。そして夫の言うこともよくわかります。
ここでいろいろ乗り越えられたら、ユウキにとってまたとない成長になるでしょう。ですがやっぱり乗り越えられなくて、最悪の思い出になる可能性もあるわけで……。
2泊3日、人間関係を我慢し続ける修学旅行だなんて、考えただけで地獄です。
私がネガティブすぎるのか、夫がポジティブすぎるのか……いったいどうするのが正しいのでしょうか?

【後編】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・編集部 作画・春野さくら 編集・塚田萌

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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