<義母、取りに来て!>無意識に見下していた?「嫁が来るべきッ!」距離感を間違えた私【後編まんが】
前回からの続き。私はパート勤めの60代。夫と2人暮らしです。私がここ数ヶ月ハマっているのは、美味しいもののお取り寄せをすること。娘ユウコの家族や息子トオルの家族も喜んでくれるので、いつも少し多めに頼んでおすそわけしています。しかしお嫁さんのサエさんに「取りに来て」と連絡をしても、やってくるのは決まって会社帰りの息子。その疲れた姿を見るたび、私は息子をこき使うサエさんに憤りを感じるのでした。パート仲間にこのモヤモヤを話してみると……?
「歩きだろうが電動自転車だろうが、手間であることには変わりないでしょ?」「手間って……」私が絶句していると、こう言われます。「手間よ、手間。美味しいお取り寄せだからとかは関係ない。予期せぬ用事である以上、それは手間でしかないのよ」
パート仲間の厳しい言葉に、心のどこかで「サエさんが取りに来るべき」と思っていた自分に気づかされました。そして考えたのです。お取り寄せ自体はいつも喜んでくれるし、私も分けてあげたいし……。なんとか手間をかけさせずに済む方法は……?
パート仲間から盛大なダメ出しをされた私は、今までの自分を振り返ってみました。そんなつもりはないと言いつつも、きっと私はお嫁さんに対して無意識に「これくらいやって当たり前」と思っていたのでしょう。だからこその言動だったと反省をしました。これからはおすそわけをしたいときは自分の子どもに連絡し、手間にならないように渡すことにします。
駅まで届けに行くと言ったらトオルも喜んでくれたし、サエさんとの関係もきっとこのまま良好でいられるでしょう。さらには夫と2人で夜、駅まで散歩するのも悪くないのかなと思っています。これからも距離感を間違えずに接していきたいです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子