<孫預かりは有料で!?>子育ての正解は?娘に伝わらなかった私の愛情【第4話まんが:実母の気持ち】
前回からの続き。私は65歳のタナベチハルです。現在は仕事をやめて悠々自適にすごしています。ちなみに夫は数年前に病死して、一人暮らしです。一人娘(マナ、29歳)は、夫(カズキ、31歳)と孫(リン、2歳)と3人で暮らしています。娘は妊娠を機に仕事を辞めましたが、孫(リン)の入園が決まったことを機にパートをはじめたいようです。そこで孫が入園するまでのあいだ、孫を定期的に預かってほしいと言われ、私は困惑しています。娘が体調を崩したときなどに孫を預かることはありましたが、定期的に預かるのは話が違うのです。
次に娘が訪ねて来たときには、「何が何でも私に孫の世話をさせてやる」という強気の姿勢でした。どうやら娘は、かつて娘の面倒をみなかった私を恨んでいるようです。端的に言えば、娘は愛情不足なのでしょう。だから孫の面倒を私にみさせて、その恨みをはらそうと思っているように見えます。
そう信じて今日まできたけど、娘の意見に少し不安になり、ひさびさに姉に連絡をしてみます。娘との会話を伝えると、
孫はかわいいけど、自分の子どもほど愛着は持てないし、何より疲れます。孫がかわいいのと定期的に世話をするのとは別の話です。ずっとケガをしないように、危険がないように神経を張っているなんて大変です。
娘は孫を使って私をこらしめたいのかもしれません。ただ、私と娘の関係は孫には関係ありません。それだけは、ちゃんと伝えておく必要があると思いました。
娘は私への不満からか、母としての振るまいに強い理想があるとわかりました。私からすればその凝り固まった考えが娘を苦しめているようにも思います。
母はこうあるべきだと思い込み、その通りにならないと裏切りだと感じているのでしょう。
私が何を言っても今の娘を苦しめることになっているのですから、聞きはしないはず。
ときには苦悩しながら仕事に邁進してきたけど、親の葛藤や愛情はなかなか伝わらないものなのかもしれませんね。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・塚田萌