<離婚する?復讐する?>決意!2人で前進しよう……が謝る夫「本当にすまないッ!」【第3話まんが】
前回からの続き。私(ナツキ)は、夫のトモヤと2人暮らしをしています。トモヤとは高校の同級生。私たちは高校時代に一度、新しい命を授かりました。しかし、どうしても「産む」という選択をすることができなかったのです。それでも私たちは交際を続け、社会人になってから結婚。幸せに暮らしていましたが、どれだけ望んでも子どもを授かることはできませんでした。いろいろな葛藤を乗り越え、40歳を過ぎた頃、私たちは10年以上続けた妊活に終止符を打ったのでした。
2人でいれば、生きていける。そう思っていました。
散歩の途中で、ペットを散歩させている夫婦を見かけました。私は、ペットをわが家に迎えることを提案しました。
「私たち親にはなれなかったけど、命を迎えて大切に育てていければいいよね」
しかし、トモヤの反応はあまり良い感じではありませんでした。
そう……幸せは長くは続かなかったのです。
妊活に区切りをつけて、私も仕事を一層頑張り、キャリアを積みながらトモヤと2人で楽しく生きていくんだ。そう思っていた矢先の出来事です。
帰宅したトモヤの表情が神妙なことに気が付きます。
そして、謝るのです。ただ何度も。
子どもを諦めたときは、本当に悲しく、やり切れない想いでした。
でもこれは、高校生で無責任な妊娠をし、産んであげられなかった罰なのかもしれない。
そう思うことで何とか受け止められたような気がします。
私たちはこれからも2人で、あのときの贖罪を背負って生きていくんだ。
そう覚悟をした矢先の出来事でした。
地べたに頭をこすりつけるように土下座をして謝罪をするトモヤ。
離婚を申し出る彼の姿を見ても、私は信じられません。
何を言っているの?
好きな人ができたって何?
しかも彼女のお腹の中にはトモヤの子どもって……?
あまりに突然の出来事に、私の頭の中は処理が追いついていませんでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よし田 編集・石井弥沙