<キッパリ嫁が義父に!>嫁が夫の両親に意見する?「生意気すぎる」【第3話まんが:義両親の気持ち】
前回からの続き。息子のシンタロウは、昔から優しいけれど気が弱いタイプ。ここぞというときも言うべきことを言えないタイプだ。シンタロウにはいつからか期待などはしなくなっていたが、それでも大事に育てた一人息子。当然、ここまで育ててきた恩は返してくれるだろうと思っていた。あの生意気な嫁・マオさんをもらうまでは。マオさんは、目上の俺たちを立てることなどせず、生意気で、俺は最初会ったときからなんとなく気に入らなかったのだ。
俺の時代なら、夫の両親に歯向かうなんてことは絶対になかった。もし妻が「感染症が流行しているけれど結婚式はしたい」なんて言い出したなら、俺は間違いなく説得していた。それに妻ならば自分の意向に沿わなくても俺を立ててくれるだろうことはすぐにわかる。
「もしかしたら、こないかもしれないわね。先日のことでだいぶ気分を害しているみたいだから」
「ええ、そうね。私もそう思う。ただ結婚式は一生ものだから……」嫁をかばおうとする妻の言葉に腹が立った。結婚式を延期しろと言ったら従うのが筋だろう。
向こうが意地を張って、子どもを会わせないのならそれはそれで構わない。嫁ひとり説き伏せることができないシンタロウを情けなく思うだけだ!
(義母:この人は言い出したら聞かないから……。でもマオさんも悪い。ああいう風に意見するべきではなかった。孫には会いたいけれど、仕方ないのかしら)
昔から何をやらせても中途半端なシンタロウには、もはや期待はしていなかったが、ここまでワガママな嫁をもらってくるとは……。
夫の親も立てることができない嫁とは今後付き合いなんてしたくない。親戚や知人の前で恥をかかされたら、たまったものじゃない。
ただ、こちらも人間。向こうが頭を下げてきたらそのときには検討しようとは思っている。いまは孫には会わないつもりだ。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・春野さくら 編集・塚田萌