<SNSで公開処刑>学校に居づらくなるかも……?「お前は悪くない!」わが子を守る!【後編まんが】
前回からの続き。息子のツヨシ(中2)にはマミさんという彼女がいました。マミさんはツヨシとの交際や別れの経緯、新しい彼氏に乗り換えたことなどをこと細かにSNSに公開しているのだとか。しかもその投稿を見たクラスの男子たちはツヨシをネタにして面白がっているようで、まるで「いじめ」です。夫に相談すると「見守るだけでなく、大人が入らなければいけないときもある」と諭されました。夫はすぐにツヨシとともに学校へ出向き、保存した証拠を先生たちに見せたそうです。
クラスの男子たちは保護者に連れられ、次々と謝罪にやってきました。面白がってやった行動がどれだけ人を傷つけることだったのか、事の重大さに気づいたのでしょう。そしてSNSにプライベートな内容を公開してしまったマミさんも……。
夫はツヨシにこう言い聞かせていました。「今回の件はお父さんの判断で動いたことだ。このことでツヨシが誰かに何か言われても、『親が勝手にスマホを見て、親が勝手に動いた』と言えばいい。もし学校に居づらくなったりしたら、必ず言えよ」
夫が学校に相談したことで、元彼女やクラスメイトによるSNSトラブルは無事おさまりました。クラスの子たちが謝罪に来たときの泣きはらした顔を見ると、本当に反省したのだろうと思います。まだ親が介入できる中学生のうちの出来事だったのは幸いでした。
ツヨシから話を聞いたとき、私はとっさに「あまり口を出さずに見守った方がいい」と判断してしまいましたが、それもケースバイケース。大人の対応が遅れることで取り返しのつかないこともあると思うと背筋が寒くなります。それを思うと今回は夫がすぐさま動いてくれてよかったです。
私の中学生時代にはなかったSNSトラブル。親の見えないところで簡単に「いじめ」が起きてしまうこともあると気付かされました。ツヨシにもスマホの使い方には注意するよう責任を持って伝えていきたいと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・金のヒヨコ 編集・井伊テレ子