<養育費は……?>優しい夫、実はモラハラ男だった!?「夫婦なんだからカネ貸せ!」【第3話まんが】
前回からの続き。会社の先輩だったヨウイチと結婚しました。「前回の結婚はとことん失敗だったから、これからはお前と幸せになりたいんだ」というのがヨウイチの口癖。きっと前妻さんにはたくさんひどいことをされたのだろうと思っていました。しかし私たちの家にヨウイチの前妻・キミカさんが乗り込んできたことで、いろいろな嘘が発覚しました。なんとヨウイチは養育費を払っていないうえに、子どもたちへの度重なる暴言が原因で離婚したというではありませんか。私がヨウイチから聞いていた話は一体何だったのでしょうか……。
私たちの沈黙を破ったのはヨウイチでした。
私が何か言い返そうとしたとき、玄関に置いてあった私のマタニティマークにキミカさんが気付きました。
ヨウイチは怒りで顔がみるみる赤くなっていきます。私はそんなヨウイチの顔を見たことがなかったので青ざめました。
キミカさんは「相手のことを『お前』って呼ぶところもすぐに大声出すところも大嫌い! ほんと離婚してよかった。次に養育費を滞納したら今度は弁護士と一緒に来るからね」と、ハッキリ言いました。
キミカさんはそれだけ言うと、帰っていきました。残された私たちは呆然と立ち尽くしました。私にはまるで悪夢のようです。
私は一瞬ヨウイチが何を言っているのか理解できませんでした。私の独身時代の貯金。それはこれから結婚式を挙げたり、マイホームを買ったりするために貯めておこうと思っていたお金です。なのにすべて、私とはまったく関係のない子どもたちのために払ってくれと言われるだなんて……。
自分に対しての初めての暴言に、私はびっくりしてしまいました。ヨウイチの本性がここまでひどいものだとは、全く知りもしませんでした。しかも自分が見下されていたと知って、サッと顔が青くなるのを感じます。
私に対して、「ヨウイチは子どもが生まれたら本性をあらわすから気をつけてね」とアドバイスをくれたキミカさん。キミカさんからの話を受けて、私は呆然としてしまいました。
私のお腹にはすでに赤ちゃんがいるというのに、どうしたらいいのでしょうか……。しかも養育費を要求されたヨウイチは、なんと私の貯金から払ってくれとお願いをしてきました。断ったらひどく逆ギレされて、私はようやくヨウイチの本当の姿に気づいたのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・横内みか