600人超のママたちの本音。旦那さんの脱毛に賛成?反対?<ママのリアル調査>
最近はテレビCMや電車の車内広告でも「メンズ脱毛」をよく目にするようになりました。男性は脱毛するほうがいいのかしないほうがいいのか、人によって好みが分かれるところでしょう。そこで今回ママスタセレクトでは「旦那さんに『脱毛をしてみたいんだけど……』と言われたら賛成しますか? 反対しますか?」というアンケートを実施しました。
選択肢に「賛成(実際に脱毛している人も含む)」「反対(実際に相談を受けて反対した人も含む)」「その他」の3つを設定したところ、614人のママが本音を明かしてくれました。
旦那さんの脱毛に8割強のママたちが賛成。その理由は?
3つの選択肢を設定したものの、結果は一目瞭然で全体の81.4%という圧倒的多数のママたちが「賛成」を選びました。その理由は「旦那さんのため」と「ママ自身のため」に分けられます。
旦那さんのためを思って……
『旦那は肌が弱くてヒゲ剃りのたびにカミソリ負けしていたので、数年前から脱毛している』
多くみられたのが「ヒゲ剃りで肌を傷めるから」というコメントです。敏感肌の男性にとって、毎日のヒゲ剃りは苦痛にも近いものなのかもしれません。なかには「青ヒゲになったり肌荒れを起こすくらいに剃るのでヒゲ脱毛をすすめた」というママも。旦那さんの状況を気の毒に感じて、ママから提案するお宅も少なくないのかもしれませんね。
また脱毛の相談をされた場合、旦那さんの意思を尊重したいと考えるママたちもいます。
『毛が濃くて悩むのは性別関係ないと思う。旦那がやりたいと言えば「行っておいで」って即答できる』
『女性だってお手入れは面倒。面倒なものはなくしたらいい!』
『大人が合法的にやることに反対する意味とは?』
たしかにそうですね。誰もが納得するであろう意見が次々と寄せられました。
ママ自身&家族のために
旦那さんのためを思って、というママがいる一方で“ママ自身の好み”や“家族のために”と考える人も一定数いるようです。
『私自身、毛深い人が苦手なので脱毛には大賛成です』
『清潔感はあるにこしたことはない』
と、あくまでも「ママの好み」を主張する人もいれば、
『脱毛して床に落ちる毛が減れば、イライラする頻度も減る』
『ちぢれ毛のすね毛がたくさん落ちてるのは気になる』
といった家事の負担軽減を訴えるママもいます。旦那さんのヒゲ剃りに時間がかかると、朝に洗面所を占領されて他の家族が困るというお宅もあるかもしれません。ただでさえ忙しい朝の時間に毎朝やられてはイライラも募りそうです。家族のためにも脱毛を、と希望するのも不思議ではありません。
『介護職をしています。毛がない方が介助時に助かると感じます』
と、仕事での実体験を寄せてくれたママも。「老後のためにしてほしい」というコメントもありました。ただ毛がないと今度は肌あれを起こす可能性も考えられるため、介護のために毛がないほうがいいとは一概に言えないところです。
旦那さんの脱毛を反対するママにも理由が
8割強のママたちが「賛成」と答えた一方で「反対」を選択したママもいます。7.7%と1割にも満たない数字ですが、反対派にも理由がありました。
『お金に余裕がないから。したいなら自分の趣味をやめるか、好きなことを我慢してからにしてほしい』
「自分のおこづかいの中なら、好きにしていい」というコメントもあり、経済的な理由から反対するママも。
また「毛深いのは嫌だから脱毛してほしい」というママとは対照的に、
『自分が毛深いし、男性は毛深い方が好みだから』
という理由で反対するママもいます。好みは人それぞれだということでしょう。
脱毛=女性の時代ではない?
女性の脱毛は「美容目的」の場合が多そうですが、男性の目的はどこにあるのでしょうか……。ママたちのコメントを読むと「毎朝、ヒゲ剃りに時間をかけられるのは嫌だから時短のためにしてほしい」「カミソリ負けが心配だから」といった理由で旦那さんのヒゲ脱毛を希望する人や、「清潔感を保ってほしいから」という理由で、旦那さんの脇や胸・背中の脱毛を希望する人まで、目的はさまざまでした。ひと昔前のように「脱毛=女性の美容のため」という概念は失われつつあるのかもしれませんね。
それぞれの家庭において、経済的な理由や好みの問題で夫婦間でも脱毛について意見がわかれることもあるでしょう。けれどアンケート結果で8割のママたちが旦那さんの脱毛を支持したように、社会全体としても男性の脱毛に肯定的な人が多い時代になってきたのだろうと推測されます。
総回答数:614票
調査方法:インターネット
調査月:2024年4月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
【ほかでは聞けないアンケート】:ママたちの気になる回答結果は……?
文・編集部 イラスト・加藤みちか