<義母、トイレは嫁が!?>孫の一声で義母に変化……!?家族みんな、笑顔になれる家【第6話まんが】
前回からの続き。私はマミ。夫・カズユキと小学3年生の息子・ミナト、そして義母のチエコさんと一軒家で同居しています。そんな義母は最近足腰が弱くなったため2階の自室にポータブルトイレを置き、たまった尿を早朝と夕方に1階のトイレに流しにきて床を汚します。そしてそれが原因で、今まで優等生だったミナトが学校で居眠りをしたり宿題を後回しにしたりするようになってしまったのです。私はミナトのためにも、義母に言動を改めてもらおうと家族会議を開きました。義母は相変わらず悪びれる様子がなかったのですが、ミナトが口を開いたことで空気が変わりました。
ミナトは自分から口を開くと、義母のほうを向いて真剣な表情で言いました。
カズユキがそう言うと、義母は口をつぐんでミナトの様子をうかがいはじめました。前は「この家は私の家よ」と言って拒否していた提案ですが、ミナトの真剣な表情を見た義母は首を縦にふりました。
てんやわんやの数週間で2階と1階の部屋の入れ替え作業が終わりました。義母の言動にはまだイラっとすることはあるのですが、改善したこともあります。
そして春になると、ミナトが義母を2階の寝室へ呼びました。義母はミナトと一緒に満開の桜を見ながら、幸せそうにほほ笑みました。今まで義母を避けていたミナトも楽しそうに笑っています。
ミナトが自分の気持ちを義母に伝えてくれたおかげで、義母の小言が減ったのです。さらに、掃除するとたまに感謝してくれるようになりました。
義母のトイレ事情には悩まされましたが、ミナトが自分の思いを直接義母に伝えてくれたおかげで、無事に解決してよかったです。
今では義母からの小言も減り、以前のようにぎくしゃくした雰囲気になることは少なくなりました。それどころか義母は掃除した私にお礼まで言ってくれるようになったので驚きました。
それに私がつらそうな顔をしなくなってからはミナトも義母に話しかけるようになったので、義母も毎日機嫌がいいです。これからも家族4人が笑顔で生活できるように頑張っていきたいと思います。
原案・編集部 脚本・風沢氷花 作画・まゆか! 編集・横内みか