公にはならない被災地の現実……。災害地の性被害について
熊本での地震発生を受けて、『少しでも被災地の方の力になれれば…』という気持ちで、支援ボランティアを希望したり、募金や支援物資を届けようとしたりする方もたくさんおられると思います。
しかし、今なお余震や混乱が続く被災地には“知らないと守れないものもある現実”があるとか。
今回はSNSやブログにて発信された、なかなか公にはならない、被災地の現状を綴った投稿をご紹介させていただきます。
公にはならない被災地の現実
投稿者の方は、「これ以上、自分のような被害者が出ないように…」という被害者の方の承諾を得て、なんとか避難所の皆さんに情報を伝えたい!という思いで、情報を発信したそうです。
「もうちょっと丁寧に言葉を選んで書きたかったけど…」「すべてではないのだけれど、、」と言いつつも、なかなか書きづらい被災地の現実を綴っています。
知らないと守れないものもある
【書きづらいけど。。。】
もうちょっと丁寧に言葉を選んで書きたかったけど、急がなければならないこともあるようなので、思いついたまま書きます。
嫌な気持ちになってしまったり、怖い想像をしてしまったりしたらゴメンナサイ。
すべてがではないのだけれど、知らないと守れないものがあります。
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◎支援者に混ざって泥棒たちも被災地(被災地という言葉を使いたくないのですが)に入ってきます。
◎支援者の振りをして性犯罪者も入ってきます。
◎プライバシーが守れない生活の中で、身近な人や同じ屋根の下に(避難所)の人たちが性的暴力をおこす場合が多いです。
◎災害をビジネスの対象にしている職業があります。
◎義援金、支援金という名前でお金を集め、懐に入れようとする人たちが出てきます。
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とにかく! (被害にあわないためには…)
◎こどもたちは一人にしない!
男の子も!
◎こどもたちだけにしない!
◎ひとりでトイレにも行かさない!
◎野外で排泄をせざるを得ないときは、
必ず大人が付き添って!!!
◎とにかくとにかく女性、子どもは一人にならない!
◎夜も!トイレも!移動も!昼も!
◎授乳のためのおっぱいもできるだけかくして!
◎沿い乳が必要のあかちゃんのママは特にご注意!
◎被災者だけでなく、ボランティア支援に入っている人も気を付けて!!
そして、支援したい側の皆様へ。
◎常に募金を募っているそれらの団体は、その団体の運営費用がどこからまかなわれているか考えてから募金をしましょう。
こちらでご紹介させていただいたことが、知られていない被災地の現実だとしたならば…
今の自分ができる『本当の支援』とは、いったい何なのでしょうか?気持ちだけが焦って色々なことをすすめる前に、一呼吸おいて。
まずは、この現実を皆さんにも知っていただき、今後の犯罪抑止や支援活動への考え方につないでいただければと思います。
※投稿の詳細が載っています。
文・赤石 みお