<ドン引き!妻の死3か月で>亡き妻がのこしたお金は?「お骨と位牌を返しなさい」【第10話まんが】
前回からの続き。私は30代のユウミ。3歳の娘と夫(サトシ、30代)との3人暮らしです。3か月ほど前、私のいとこ(ケンジ、30代)の奥さん(チエ、30代)が、3歳と1歳の子どもを残して病気で亡くなりました。私とチエさんは会社の同僚でもあり、親しい友人です。しかしケンジくんはチエさんの友人(カオリ)と再婚したのです。私はケンジくんとカオリさんの不倫疑惑がぬぐえず、不信感が募るばかり。しかもミツコ叔母さん(ケンジの母)からの連絡でカオリさんが妊娠していることを知ります。今はただ、チエさんの遺骨が不義理なケンジさんのところではなく、チエさんのご両親の元に行ってほしいと願うばかりです。
私と話したあと、ミツコ叔母さんはさっそく動き出したのだそう。
ミツコ叔母さんはケンジくんに「今すぐ、位牌とお骨を返しなさい。将来子どもたちのお金を渡さないわよ」と、言って交渉したそうです。その後、位牌とお骨はミツコ叔母さんからチエさんのご両親の手に無事に渡ったと聞きました。
チエさんのことを思うと胸が苦しくなりました……。その後ミツコ叔母さんは、親戚たちに内情をつまびらかに伝えたそう。チエさんが存命中からの二人の不倫関係や、妊娠やお骨、位牌の件です。結婚式に出る予定だった親戚は、誰も事実を知らなかったと言います。
後日談ですが、しばらくして親戚から「ショウコさん(母)、ケンジくんのこと必死だったわねえ」なんて言われます。
会話をするうち、母は父と会う前、妻子ある男性と長年不倫をしていたらしく、別れるときは家族や親族を巻き込む騒動があったそう。
「ケンジくんとカオリさんの道ならぬ恋にかつての自分を重ねていたのかもね(笑)」と言われ、ショックや衝撃より「あ、だから応援していたのか」と妙に納得してしまったのでした。
自分勝手にことを進めようとしたケンジくんやカオリさん、そして母も、結局は思い描く通りにならなかったのです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・まゆか! 編集・横内みか