<夫婦すれちがい>「嬉しい・嫌の基準、みんな同じじゃない」話し合いで見えてきた今後【後編まんが】
前回からの続き。私はトウカ。結婚して半年です。昨日に引き続き、今日も機嫌が悪い夫のダイキ。昨日はおそらく私がダイキの好きなカレーを作らなかったことにイラ立っていたのだと思います。でもその後、希望通りカレーを作ってあげたのに、不貞腐れた態度でちびちびカレーを食べて。朝は朝で、せっかく作った目玉焼きを手つかずで残し。さっきは私の帰りが遅いからまた不機嫌に。どこか気に食わないのなら言葉にしてくれないとわかりません。



「勝手に作っておいて、残すのは失礼って押し付けがましくない?」
「でも、私はあなたのためを思って」
「俺だってトウカのことを怒らせたいわけじゃない。ただ、先にきいてほしいだけなんだよ……一言でいいから」
「トウカは、料理中おしゃべり嫌だよね? だから俺が料理してても入ってこない」「うん」
「でも俺は一緒に作るのも、おしゃべりも好き」「え! そうなの」
「トウカはスマホを見ているときに話すの嫌じゃないから、俺にも話しかけてくる。でも俺はスマホしてるときに話しかけられるのは苦手」「……ごめん、知らなかった」
結婚してはじめての話し合いでした。
半年間夫婦だったのに、ダイキは、私とはまったく違う考え方をしていて、とてもびっくりしてしまいました。
しかしこの話し合いは、とても有意義なものだったと思います。自分がされて嬉しいことじゃなくて、相手がされて嬉しいことをする。
自分がされて嫌なことをしないのではなくて、相手がされて嫌なことをしない。
確かに、ダイキの言う通りです。
こうやって都度話し合い、やっていけたらきっと。2人にとって良い暮らしができるのではないかと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・んぎまむ
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